※清々しくひたすら性行為です。
※性的な表現を含むので18歳未満の方や責任の取れない方は閲覧を御遠慮ください。





























ガキみたいに、性処理を覚えたての猿みてぇに、なまえさんに思われてしまうことは避けたかった。まだまだ中学卒業してそれほど経っていない俺の目の前に、俺が俺の意志で俺の好きにできる大人の女性の身体が存在しているというのに我慢するなど拷問ばりにしんどく、綺麗で善良な魂の隙間に俺を許してくれただけでも満足しなければいけないのに、満足していたはずなのに、態度ばかりは繕えても内心浅ましく薄汚い俺は、なまえさんの柔いすべてを俺だけのものにしてしまいたくて狂おしい気持ちになる。
非力なはずが素知らぬ顔して力強く動くなまえさんの小さな手のひら、指、少し伸びた爪、伝わるぬくもりが好きだった。優しすぎてどれもこれも救おうとして、俺のことすら明るい何かで包みこもうとしてしまうなまえさんのやわらかな瞳が好きだった。困ったように眉が下がるのも好きだ。緩くパーマのかけられたふわふわした髪も好きだ。まるで俺のために誂えたぬいぐるみかのように錯覚する。丸くて何もかもを許すかのように見えて、なまえさんなりの正義を通そうと強く光る一部分があるところも大変愛おしかった。
なので、この場面だと俺はこのように答えなければならない。

「違います」

「結構間があったな。ぶっちゃけ性欲処理なんでしょ」

「……なまえさんの好きなところを思い返していただけです」

「そ、……ういうこと言えば有耶無耶になると思ってるでしょ。あのね、身体がキツいの。翌日に響くの。25にもなると10代の頃と違って体力が無いのよ」

進行形で俺を咎めるように低く発声される声音もやはりとてつもなく好きなのであった。内容なんてほぼ入ってこない。優しくしてと言われているだけのように脳内が変換した。
なまえさんの部屋でふたりきり。夜は昔の高専の打ち上げで催されたビンゴ大会で当たったというホットプレートで、一緒にお好み焼きを焼いた。なまえさんは歯に付くのが嫌だと青のりを掛けるのを嫌がり、キスして欲しいんですかなどとからかってしまいそうになって困った。
食事後にコンビニのシュークリームを食い、お腹いっぱい、とベッドに倒れ伏したなまえさんの項に吸い寄せられるように俺も身を屈める。察したなまえさんが跳ね起きて、「身体目当てか?」とジト目で疑いをかけられたのであった。

「大丈夫です、優しくするんで」

「そうじゃなくて」

「好きだから、繋がりたいんです。なまえさんだけです」

「限度があるんだって」

押せば許してくれるのは分かっている。なし崩しに覆い被さって暴いてしまえば受け入れてくれる。
こんな会話をしている間にも俺の熱は高まるばかりだ。なまじなまえさんの体内に受け入れてもらえる心地良さを知ってしまっているから、早く辿り着きたくて愛し合いたくて勝手に独りで追い詰められて息が乱れてきた。触れたくて抱きたくて心臓が痛む。まさしく拷問である。

「だってさ、昨日もしたよね?」

「すげぇ良かったです」

「一昨日も、その前も」

「なまえさんが家に入れてくれるから」

「そっちが押し掛けてくるんじゃん!」

責任転嫁のようになってしまい心外だったであろうなまえさんが、怒った顔を俺に向けてくる。大変申し訳ないが俺は本気でなまえさんの全てを可愛いと思っているので、そんな顔をされても好きだな犯したいと思っただけだった。
髪の隙間から覗くあの滑らかな首筋を唇で食みたい。そうしたらおそらく嫌がりながらも甘い声を出してくれるだろう。その響きの甘やかさを自分の脳内に注ぎ込みたかった。なまえさんを俺の存在で埋めつくしてしまいたい気持ちと同様に、俺そのものもなまえさんにまるっと囚われてしまいたいのである。
それにしても拒絶は苦しい。無意識に手を伸ばしてしまう。俺のただならぬ様子に気付いたらしいなまえさんは、ばつの悪い顔をして俺の手を取った。一瞬息を止めてしまった。やさしすぎるのも考えものだ。

「そういうところありますよね」

「そんな顔されたらほっとけない」

「詰めが、甘いんですよ。本当に嫌なら貫けばいいのにこうしてすぐ許すから」

だから俺も調子に乗ってしまうし都合のいい脳内変換をしてしまう。しなやかななまえさんの手を握り、すり合わせ、人差し指の先に唇を寄せる。ぴくりとなまえさんの肩が揺れて、もっと俺に集中してほしくてぺろりと舐めた。そのまま側面を伝って中指との指の股を舌でなぞる。掴んでいなくても大丈夫かと手のひらはなまえさんの腕を撫でる。きゅ、っと目を閉じたなまえさんは微かに震えながら顔を背ける。

「やっ、やめて」

「やめません」

「くすぐったい」

「一時間続けりゃ指で感じるようになるかもしれないですね」

「やめてー!」

危機を覚えたなまえさんが手を引っ込めようとするので、抗わずに引っ張らせる。なまえさんが顔を背けているのをいいことに、今度はこちらに向けられた小ぶりな耳朶に口付けをした。明らかに大きく肩が跳ねる。食みたいと願った首筋のラインを指でなぞり、華奢な肩を円を描くようにして刺激する。俺の手で掴めてしまう大きさの肩の骨までいとしい。
唾液を絡ませた舌で、なまえさんの脳に直で繋がる穴を思うままぺちゃりと犯したい。日常の思考に割り込みたくすらある。物理で。そんなことしたら人殺しであるが。
物騒なことを考えながら俺は吐息を彼女の耳の中に送って漏れ出す声を堪能する。声だけで俺の背筋もゾクゾクしてくる。舌を突っ込んだらそれはもうセックスなのだろう。もちろんなまえさんは抵抗する。

「ああー!近い!離れて!」

「大々的にスキ見せといて何言ってんですか」

「ん、そんなつもりじゃない!」

「じゃあどういう?この耳虐めてくださいってことだろ?」

「……っ、ひ、ひどぉい……ッ、」

「なまえさん、かわいすぎるんですよ本当」

そこにいるだけで俺の劣情を煽ってやまない存在であるくせに、被害者ぶって目に涙溜めて可愛いにも程があるだろう。
部屋着である薄い生地のTシャツを捲りあげて、なだらかな横腹に手のひらをピタリと当てる。身を捩って背中を向けられたので、腹の辺りに腕を回して胡座をかいた膝の上にぐいと引き寄せた。聞き分けの悪い子どものようにじたばたと暴れるなまえさんの後頭部に顔を埋めて、ふわりと香るシャンプーだかコンディショナーだかの匂いに熱い息を吐いた。
だいぶ序盤からMAXに膨らんでいる股間をなまえさんの尻に服越しに擦り付ける。それだけでぴりりと快感が背中を走り抜けて、なまえさんを抱く腕の力を強めてしまった。

「ねぇ、ちょっと、当たってる」

「……ッ、当ててるんで」

「勘弁して!」

「諦めてください、もう止められない」

「何言ったって無理矢理やるんじゃんもー!」

キャンキャン騒ぐ可愛らしい口に指を突っ込む。小さな舌に指を絡めて唾液を纏わせる。嫌がる中で事を進めるのもそういうプレイと思えば悪くは無いが、どうせなら愛しい想いを受け取ってもらいながらセックスしたかった。一丁前になまえさんを愛すことを許された安心感の中で果てたかった。
上顎、舌の先、歯茎の奥、生暖かいなまえさんの口内を俺の指で掻き回す。時折電流が走ったかのように震える身体が可愛らしい。俺の腕に控えめに添えられたなまえさんの手のひらが柔らかい。目の前でピンクに染まる耳殻に軽く噛み付いて指を抜く。

「なまえさん、顔が見たい」

「……っ、この、いろいろ勝手すぎるんだって!」

俺に小言を言う目的でだろう、くるりとなまえさんがこちらを振り返った。口の端からてらてらと唾液が垂れていて、俺がそうさせたのにたまらなくなってべろりと舌で舐め取った。

「ひぃ!」

「後からいくらでも謝ります。抱いていいですか」

「進行形でもう抱いてるだろ」

「……もっとこう、奥の方で。ここの中に、入りたい」

まだ許可を貰えてないのに気がはやり、Tシャツの下の薄い腹伝いに手を差し込んで、やはりこれも部屋着であるハーフパンツに隠れていた下腹部を撫でた。へその下、おそらくなまえさんの、子宮、があるのではないかと思われる辺りを俺の手で丁寧に擦る。
くすぐったいのか照れているのか、目線を落とすなまえさんは下腹を触る俺の手に、自らの手を重ねた。あ、キスしてぇなと思い、自制が効かずに額に口付ける。じとりと恨めしげに見上げられた。

「私が断らないって分かっててやってるでしょ」

当たり前である。なまえさんの中に踏み込めた歓喜。赦された多幸感。自然と口元が緩み、こぼれ落ちそうな甘酸っぱい気持ちに溺れそうになった。
下腹部に添えた手を上品なレースのパンツの中に潜らせ、指で無遠慮に湿り気を帯びた茂みを探る。きゅっ、となまえさんの眉が寄せられ、ぶわりと赤く染まる頬に生唾を飲み込んだ。よく見ると僅かに震えている腰を更に引き寄せる。恐怖ではないのは分かっている。

「濡れてる?滑りがいい」

「いちいち言わなくていい……」

「褒めたんですけどね。嬉しいよ」

ヒッなんて、なまえさんが俺の言葉に息を呑んできゅうと身をビクつかせた。ひくんと呼吸するように伸縮した秘部が、更に解れて俺の指を奥へ奥へと誘い込む。身体は正直というやつだろうか。今後は可愛いの代わりに嬉しいと伝えてみようか。
履いてるものを膝まで引きずり下ろし、これ幸いと指を進めてとろとろと絡む媚肉を人差し指に纏わせる。入れては抜いてを何度か繰り返し、入口のあたりを撫でて、撫でて、入れる度に控えめに主張する水音と、きゅんきゅんと締め付けるやわらかな力を楽しむ。
エロい声でひんひん啼くなまえさんの唇をやんわりと塞いだ。堪らないとばかり口を開けるから、その健気な口内に我が物顔で舌を差し入れる。好きに荒らし回って唾液を送る。従順に飲み下したなまえさんの表情は膣内に負けないくらいにとろとろになっていて、濡れた赤いくちびるが「もっと」などと動くもんだから俺はすぐにどうしようもなくなって再度なまえさんを喰らおうと噛み付くのだった。
下の口をぐちゃぐちゃにする指を二本に増やすと簡単に絶頂する。俺が開発したらしいなまえさんの中の良いところを撫でて押して抉って揺らしてさすれば、しなやかな腰をガクガクさせて一際強い力で指を締める。
上の口は力なくぽかんと開けられているので、同じくぐちゃぐちゃにしてやろうと結局上顎舌の裏届く全てを犯し尽くしてしまう。なまえ
さんがまたぎゅうと指を食いちぎらんばかりに締め付けてカクカク痙攣した。可愛かったので陰核を親指でクルクル可愛がる。

「あ、あ、あ、いや、だめ、イッ、」

「いいぞ、イって」

「んッ……!」

汗ばんだ足がじたばたと何秒か動いて、ピンと伸ばされて硬直した。直後にくたりと弛緩して体重を俺に預ける。肩で息をしながら涙目で俺を見上げて、上目遣いで、薔薇のような色の頬をして。

「もう無理……」

「まだ前戯なんですが」

「いやぁ無理……死んじゃう……」

「なら俺も死ぬ。なまえさんに殺されるなら本望だ」

脱力した最愛の肉体をベッドに横たえて、中途半端だったハーフパンツとパンツを脱がせた。自分も衣服を脱ぎ捨てて、改めてなまえさんを腕の中に囲う。ぽやんと融けた目をして俺を見遣るなまえさんが、手を頭上に伸ばしてベッド上部の引き出しを示した。ゴムをしろというメッセージだ。

「……あと三年」

「……こわ……」

結婚を許される年齢になったら即座に籍を入れようと決意しておとなしく聞き入れる。引き出しを開けて俺が買い込んだコンドームを装着した。
しかしこんなところにこんなものを仕舞っているのは良くない。利便性が良すぎて犯され待ちのようではないか。愛し合えるしあわせに浮かれていたはずなのに突然気分がガクリと沈む。浮気だとか何だとか疑いはしないが(そんな余裕がないように俺が通い詰めているのだし。いや、護衛に近い何かでもあるが)、勝手に見つけて勘違いしてしまう馬鹿な男がいてはいけない。

「ゴム、場所、変えましょう」

「……え?なんで?」

「ここにあるのはエロすぎるんで」

「なんだその理由……」

「誘ってんのかって思われるぞ」

「誰を」

「俺以外の男を」

「ええ……めんどくさ……」

「俺以外に見られたらどうするんだよ。押し倒して服ひん剥いて突っ込むのに使ってくださいはいどうぞって言われてると勘違いするぞ普通」

「解釈が性欲旺盛すぎる」

「じゃあ何だ?犯されてもいいのか?俺は殺しますよ、そいつ」

「重いなぁ」

「なまえさんが許しても俺は絶対に殺します」

黒々と塗り潰された感情を真正面からぶつけてしまう。そんなつもりではなかったのになまえさんが渋るから、俺と付き合っているという自覚が足りないのかと気持ちがチリチリ炙られていく。悔しいがまだまだ俺は子供なので思い通りにならないと機嫌がガタついてしまう。律することなどできない。なまえさん関係になると自分でも引くほど情緒が不安定になる。
なまえさんはため息を吐いて、なまえさんを閉じ込めるように囲った腕をふわりと撫でた。大好きな手のひらに触れられてドクリと鳴る。許されるのは俺だけであることを縋り付いて確認したくなる。可能性を勝手に引き出して勝手に詰められて馬鹿みたいだ。なまえさんと同じ年齢になれれば、こんな些細なことでメンタルボロクソにならずに済むのだろうか。

「なまえさん」

「……恵だけだよ」

なだめるように撫でながら、なまえさんがぽつりと零す。与えられて瞬速で渇きが癒える。

「部屋に入れるのは、恵だけ。恵しか入れない。恵しか誘わない。……だから今後とも、奮ってご訪問ください……」

照れているのかなまえさんが顔を逸らした。ようやく餌を貰えた魚のように、俺はよろこびが止まらなくて、なまえさんの足を抱えて陰茎を彼女の入口に押し付ける。膣口は多少乾いているようだったが、少しめり込ませると充分すぎるほどの潤いに歓迎された。なまえさんは可愛い声を上げてシーツに手を落とす。

「俺だけ?」

ガキなので何度も教えてもらわねば覚えることが出来ない。やさしくやわらかく招かれて、奥へ奥へと誘導されて、逆らうことなくズプズプと挿入を深くしていく。既にきゅうきゅう刺激されて愛おしくて目を閉じた。首筋に顔を寄せて俺の手はなまえさんの胸を揉む。

「なまえさん」

「あっ、ん!めぐみ、」

「暖かい、嬉しいです。愛してる」

「んッ」

おそらく一番奥の方まで進みきって、行き止まりをぐんと押してしまいなまえさんは一度イッた。速い脈拍に合わせて精液が欲しいとねだられている。そんなわけがないのに都合良く解釈して、「だめ!今は、あぁっ、」何かを言っているなまえさんの更に奥を暴こうと打ち付ける。絡みつく膣壁の凹凸を味わいたいのによく分からない。ゴムのせいもあるが、おそらく頭が茹だってしまって腰を振ることしか考えられなくなってしまっている。
本能的に嫌がってか、なまえさんが腕を突っ張って俺を離そうとする。そんな弱い力では止まれない、止めてやれない。身体をよじって逃げようとする。片足を担いで肩に乗せて、横側を抉り取るようにピストンを続ける。ばちゅんばちゅんと暴力的なまでの嬌音が響き渡り、俺を掴んで離さない膣内はそれが当然かのようにギュッギュッと俺の形に沿って継続的に収縮した。
あまりにも気持ちが良くて、肉体、精神共に満たされると人とはこれほどまでに幸福になれるのかと不思議ですらあった。価値観を塗り替えられる快楽は今この瞬間しか得られない。鮮烈な白に頭が染まる。なまえさんの表情を、声を、存在を刻みつけなければと必死になる。
もうなまえさんが何度達したのかすら分からない。良くなってくれて嬉しい、しあわせだ、好きすぎてくるしいくらいだ。俺に応えてくれるなんて夢のようだ。
知らない間に体位を変えていた。なまえさんが膝を開いた俺の腰の上に座って、ずっぽり貫かれて、でろでろに蕩けた顔を隠しもせずに俺に晒している。涙もよだれもだらだら垂れている。発熱しているのかと思うほど熱くなった身体をそおっと抱きしめた。
隙間なくみっちりと包み込む媚肉をもっと貪りたくて腰を押し付ける。なまえさんが大きく痙攣した。子宮口をこねるように前後させると獣みたいに声を上げる。お互い汗ばんでベトベトだ。だらしなく半開きになった唇を奪う。

「なぁ、生きてるか」

「……う、……」

「俺も、イッていいか」

「……んん、あぅ、」

「駄目でもやるけどな」

至極自分勝手だと自分で思う。ただなまえさんとヤリたいだけなのだ。もしかしたら身体目当てで正解なのかもしれない。なまえさんの身体しか好きじゃない。愛せない。けれど精神も好きだ。心も愛している。感情を尊重したい。相反する。今は快楽を追い求めたかった。
律動を再開する。胎内を液状にする勢いで下から突き上げて、スピードを速めて、声を抑えることもできずにひたすら受け止めるだけであるなまえさんの跳ねる肩を押さえ付ける。どうか我慢してくれと祈る気持ちで拘束する。ぐらりとバランスを失い後ろに倒れそうになるので、軽々と支えて腰は止めない。

「ああああッ!いやッ!むり!!もうむりだから!!」

「すみません、あと少し、」

「イッ、イってるの、もうイってるから!!んんん、んあッ、あッ、こわれちゃう、こわれちゃうう!」

殺されるかのような勢いで涙を散らしながらなまえさんが訴える。壊れても全然構わねぇのにな。そんなことで揺らいだりはしない。
込み上げてくる射精感が心地良かった。出し入れする陰部に神経が全て集まって、もはや全身を甘やかに締められていると錯覚するほどだ。口内に溜まった唾液を飲み込む。涙だか汗だか唾液だかが顎を伝うが、そんなことよりもなまえさんが大事だったので放っておいた。俺も絶頂が近い。視界がチカチカする。思考が何もまとまらない、出すことしか考えられない。愛しいなまえさんの中に射精することしか考えられない。

「……くッ、……あー、クソッ」

ゴムが邪魔すぎる。ままならなさに歯噛みする。だからといってここまで手繰り寄せた糸を手放す気にもなれない。無許可で中出しして嫌われるのも避けたい。
どんどん欲求が大きくなっていく。知り合えてよかった、生き続けてくれてよかった。嫌われてなければ良かった、更に好いてくれるならそれだけで良かった。気付いたら選ばれたいと思うようになって、俺のものになって欲しくなって、愛したくなって愛されたくなって、全てを受け容れて欲しくなって。俺の腕の中で絶えず嬌声を上げるなまえさんが限りなく尊いもののように感じた。そんななまえさんの膣を、子宮を、好き勝手に俺の良いように犯してるのだと思うと途方もなく罪深いことをしているかのようだった。それでも止められないのだからもうどうしようもない。わずかに勢いをなくした俺に気付いたのか、薄らと目を開けたなまえさんが舌っ足らずに俺に言う。

「……めぐ、め、ぐみ。めぐみ」

「……何、壊れちゃうんじゃなかったのかよ」

「伝えて、ないなって、思って。恵、あのね、」

「はい」

「ちゃんと、わたしも、愛してるから、ね」

「……ッ、くっ、……はッ、はははッ」

まんまと射精した。ゾクゾクと背筋を駆け上がって身震いする。自分の単純な身体の造りに笑いが込み上げてきた。欲しくて欲しくて仕方ない、心でも身体でも、未だにみっともないほどになまえさんを求めてやまない。
急に笑い出した俺になまえさんはドン引いている。陰茎を抜いてゴムを外す。さっさとティッシュに包んで捨てた。
ぐったりと横たわるなまえさんの髪を撫でる。随分無理をさせたようで、汗と思しき液体でしっとりと湿っていた。涙の跡を追うように頬に指を這わせて、つやつやと赤くなった唇をなぞる。「ん、」などと零してなまえさんの肩がぴくりと跳ねた。
健全な10代男子の性欲がこの程度で収まるはずがなく。

「……なまえさん」

「……んー……?なぁに……」

「あと何回いけますか」

うとうとしていたなまえさんが目を剥いた。満足に動けないのにうつ伏せに這いずって服を着ようと奮闘をはじめる。左右に揺れる白い尻に呆れるほどに劣情を催した。片手で考えなしに括れた腰を掴む。もう片手はコンドームへ。

「……イヤァー!!ホントに死ぬって!!」

「なまえさんが死んだら俺も死ぬので大丈夫です」

「いや何も、何も大丈夫じゃなくない!?ほんとマジ、んっ……あぁッ、ちょ、なんでまだそんな、おっきい……っ」

「……ッ、あー、気持ちいい、好きですよなまえさん」

「あッ、うる、さい!んな風呂入ったみたいな、テンションッん、」

「あと三回はやるぞ」

「待ってイってる、あああッ、あぁあん!」

時刻を確認したらまだ22時だった。明日は平日だがまぁ、あと三回くらいならギリギリ何とかなるだろう。最悪なまえさんは仕事を休んでもらえばいい。いやむしろ休んでもらおう。家にいてもらおう。決めた。

「あと五回な」

「……ヒィッ!!増えてる」