さむいからあつい
※現時点で公式から詳細が出ていないのでグルーシャくんの住まいをフリッジタウンと仮定しています。
※ネームレス
※主人公≠夢主
※恋人設定
「う〜寒い、寒いよ…ねえもうちょっと暖房上げない?」
「寒いばかり言ってるからだろ、ちょっと静かにしてみたら」
「…………さむ〜〜〜〜い!!!」
雪と鎮魂の町と呼ばれるフリッジタウンにアパートを借りているグルーシャくん。今日は久しぶりのオフ日との事だったので自宅にお呼ばれされた訳だけど…とにかく寒い!!雪に包まれているので寒いのは当たり前で、当然建物は他の地域より頑丈な造りになっていると思う。実際グルーシャくんの部屋も床暖房が備えられているし。
暖房もつけてもらって部屋の中は十分に暖められているけれど私は体をブルブルと震わせ寒さを訴える。
グルーシャくんは雪山や寒さに慣れてるからいいじゃん。私の地元はチャンプルタウンだから多少は寒くても問題ないがもとより寒がりなのだ、仕方ない。
「あんまり上げると電気代かかる。ただでさえ家賃高いんだし…それにあんたと将来のこと考えて貯金してるから無駄に払わせないで」
「………そ、んなこと言われたらさぁ」
隣で読んでいた雑誌を捲りながらサラリと言ったグルーシャくん。私は彼のその言葉にときめいて、そして未来が約束されていることを知り頬がじわじわと熱くなる。
「……あーもう、あつい」
「え?さっきまで寒いって言ってたのに」
「グルーシャくんのせい!」
「ぼく?」
「そう、あと!住む場所はここ以外だからね!ベイクタウンとか綺麗な町だし良さそう」
「ジムまで遠いから却下、あとあそこのジムリーダーぼく苦手」
あっさりと断られてしまった。まあ今後のことは二人で決めていけばいいか。
未だ雑誌を読むグルーシャくんの肩にもたれかかってスマホロトムを操作しながら考える、とりあえず私も彼を見習って貯金を始めよう。