
temps heureux
『 …んー……あおいくん… 』
「 あ、目覚めちゃった…?おはよう 」
『 おはよう……お外、まだ暗い…? 』
「 うん。まだ…4時になったところだよ 」
『 …ごめんね、私すぐ寝ちゃって… 』
「 どうして謝るの?大丈夫だよ。それよりも、身体は平気?辛くない? 」
『 うん、大丈夫… 』
「 喉は渇いてない? 」
『 …ちょっぴり渇いたかな… 』
「 お水持ってくるね。ちょっと待ってて 」
『 ありがと… 』
˖⋆
「 お水持ってきたよ。…起きれる? 」
『 うん、起きる……… 』
「 ふふ。はい、掴まって 」
『 …ありがと… 』
「 はい、どうぞ 」
『 ……はぁ、美味しい… 』
「 よかった。…おいで? 」
『 あおいくんん… 』
「 よしよし。…まだ目とろんってしてるね 」
『 …うぅ…… 』
「 恥ずかしい? 」
『 ……うん……一生慣れない気がしてきました… 』
「 あはは、そっか。でも、そうだね。俺も同じかも 」
『 ほんとかなぁ?葵くんはもう全然余裕がある気がする… 』
「 それはだって、リードしてあげたいと思うから。余裕があるように見えるだけだよ 」
『 …… 』
「 そんな顔しないで?あいなはそのままでいいよ。どれだけ経っても、そうやってドキドキしてくれるあいなが好き 」
『 …もう……追い討ちはだめってば 』
「 そんなつもりないよ(笑)…でも、こうして話せるようになっただけでも進歩じゃないかな 」
『 …?? 』
「 だって、最初の頃なんて、あいな俺の胸で蹲ったまま固まって話すどころか顔も全然見せてくれなかったし、次の日もずっとよそよそしかったし 」
『 そりゃあそうだよ…初めての時なんて本当に冗談とかじゃなくて心臓口から出ちゃうかと思ったんだから……それは今もあんまり変わってないけど… 』
「 ふふ、いいよ、それで。……もう少しだけ寝よっか。まだ眠たいでしょ? 」
『 …うん… 』
「 おいで? 」
『 ぎゅー…。葵くんあったかい…… 』
「 あいなもあったかいよ。…安心する… 」
『 ふふ〜よかった。…ね、あおいくん 』
「 大好き 」
『 ……へ? 』
「 大好きだよ、あいな 」
『 ………葵くん〜( ・ ・̥ ) 』
「 先に言ってごめんね? 」
『 うぅ…私もだいすき… 』
「 ありがとう。…起きたら、今日はあいなが好きなフレンチトースト作ってあげるね 」
『 ほんと?やったぁ。楽しみ… 』
「 それまでゆっくり休んでね 」
『 うん…ありがとう 』
「 …目、閉じて? 」
『 ……、…ん… 』
「 …、…おやすみ、あいな 」
『 おやすみなさい… 』