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「不死川くんきいて!!!」と佐伯が朝から人の机の前に立ち、バンバンと机を叩く。
「うるせぇ」と顔をしかめるが特に気にすることなく、「今日の夢にさぁ、宇髄先輩が出てきてね、、、」と話し出す。
こいつから宇髄の名前を聞く度に あぁまた始まったなと思うようになった。慣れとは恐ろしい。
鈍感でアホなとこや少しばかり危なっかしいところがなんだか、弟たちとかぶり 面倒を見てやらなければと思ってしまう。そんなこと思われてるなんて佐伯は知らねぇんだろなぁ。
「ねぇ、人の話きいてる?!」と佐伯が聞いてくるが、うるせぇから
「あ、宇髄」と言うと「え!どこどこ!」と必死に探している。
「嘘だアホ」
「なんで嘘つくの!トキメキ返してよ!」
「うるせぇ、ギャーギャー騒ぐなよ」
「もう、せっかく先輩が見えると思ったのにぃ」と恨めしそうな目で見てくるが無視だ。
宇髄は佐伯からの好意を面白がってはいるが、特に嫌がってはいない。それは佐伯が作り出している雰囲気とかもあるんだろう。
ぜってぇ教えてやらねぇけど。
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「宇髄先輩の好みはどんな人なんだろ〜、不死川くん知らない?」
「知るかアホ、興味ねぇわ」
「今度聞いてきてよ、おねがい!」
「テメェで聞けや」
「宇髄先輩の横歩く女の人はおっぱい大きくてスラッとしててぜったい美人な人しか想像できない、もしほんとに好みの人がそんなんだったら、私死んじゃう悲しくて、、、、」
あぁ〜、負け試合じゃん〜〜〜!と1人で想像しては嘆いている佐伯を見て、やっぱりこいつアホだなと思う。
確かに、佐伯あゆみは 不死川からみても
ちんちくりんな女であるが愛嬌が人よりあるため、時々、偶に、極稀に、可愛く見える時もある。
ちょっとは自信ぐらい持てや と心でつぶやく。
当の本人は 未だにぴーぴー喚いてるのでこの際無視だ。