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「失礼する!不死川はいるか!!!」
突然、教室内にビックボイスが響き渡る。
残念ながら不死川くんは御手洗中だ。
ついでに自販機で飲み物を買ってくると言っていたから、この休み時間ギリギリに戻ってくるんだろう。その事は私ぐらいしか知らないはず!伝えなければ!
「不死川くん、トイレと自販機行ってて休み時間ギリギリになっちゃうとおもうよ!あ、いきなりごめん!不死川くんの友達の佐伯あゆみです!」
「そうだったか!教えてくれて感謝する!!!俺は煉獄杏寿郎だ!」
そう言って煉獄くんと自然に握手をした。手がデカい。
「煉獄くんが来たこと不死川くんに伝えとくね!」
「ああ!よろしくたのむ!!!」
と自分のクラスに戻っていった。
チャイムがなるギリギリで不死川くんが戻ってきたからさっきのことを伝える。
「煉獄が来たんか、また宇髄の野郎が何か考えてんだろ」
え、待って。なんで、そこで宇髄先輩が出てくるの??どういう繋がり?ん???
衝撃の事実を知った私はもはや授業所ではない。「不死川くん不死川くん」と小声で話しかけるが、一向に振り向いてくれない。これは完璧なまでの無視!!くっそ〜、どういうことか早く聞きたいのに〜!!なんて意地悪なんだ、不死川くんは!!!!
ようやく授業がおわった、、、!私は不死川くんの席に回り込み 「どういう状況か説明してもらおうじゃない!」と啖呵をきった。
「はぁ?なんの事だよ」と 呆れ顔の不死川くんに
「さっき!宇髄先輩の名前がでてきた!なんで!!煉獄くんともお知り合いなんですか!どういう交友関係?!」と捲し立てるように問い詰める。
「うるせぇ、ちょっとは落ち着け」と頭を叩かれ、「そんな特別な関係はねぇよ、ただの腐れ縁だ」とケロッと言い退ける。え、くされえん?ってことは昔の宇髄先輩を知ってるってこと?いつぐらいからなんだろ、もしかしたら幼少期のかわいいベビちゃん宇髄先輩もしってるってこと??え、なにそれめちゃくちゃうらやましい。不死川くんも煉獄くんも狡い、、、!
「それに俺と煉獄の他にもまだ腐れ縁なやつはいるしなァ」と頬杖をつきながら気怠そうにこたえる不死川くんに 「そこに、女の人はいますか?」とついついアホなことを聞いてしまった。
「あぁ、いるぜ」と何の気なしに言われ、ショックで数分固まってしまい、「はよ自分の席に戻れ」とまた頭を叩かれた。