ゐとちよ

昔酉 よしじゃあ始めるよー
ゆっきー はーい!

あなたはいつもと同じように、目を覚ます。
否、いつも通りとは言い難いかもしれない。

酷い夢を見た気がした。体がびっしょりと、汗でぬれている。
酷い酷い、悪夢を見た気がした。

そんな悪夢から目覚めて、あなたはほっとしていた。

昔酉 アイデア振れますけど振ります?
ゆっきー ふるー
昔酉 どぞー
ゆっきー [写真]
ゆっきー 成功
昔酉 ほいほい

断片的にだが、夢の内容を思い出すことが出来る。
夢の中で、どこか高いところにいた。

夕焼けが、空を焼いている。

そこで、酷く戸惑ってあなたの方に手を伸ばす、誰かの姿を見た気がした。ひどく、不気味な夢だったような気がする。

昔酉 SANチェックです
ゆっきー ひえ…
昔酉 成功で0失敗で1
ゆっきー [写真]
ゆっきー 失敗ー
昔酉 1減らしといて
ゆっきー はーい

今日は11月6日の月曜日。週の始まりです。

昔酉 ゐとりちゃんは何してる?
ゆっきー 月曜日…普通に仕事?
昔酉 仕事か
昔酉 正社員だし朝から?
ゆっきー 正社員なのかな…まあ朝からだと思う
昔酉 なら遅刻しないか幸運
ゆっきー おぉう
ゆっきー [写真]
ゆっきー んーー?
昔酉 www
昔酉 なら遅刻ないてしないどころかいつもより早めに起きちゃった感じかな
昔酉 早めに起きてしまったゐとりはゆっくりと準備をして職場に向かう
昔酉 聞き耳をどうぞ
ゆっきー [写真]
ゆっきー 成功

テレビのニュースが聞こえる。どうやら朝のニュース番組のようだ。

『先日発表された……についてのニュースです。
あと一週間で世界は……というものが発表されましたが……』
『あまり信憑性はないでしょう。次のニュースに移ります』"

ゆっきー えっなに…
昔酉 どうする?このまま出勤する?
ゆっきー 怖いな…
ゆっきー なんかスマホとかで調べたり出来る?
昔酉 なら

ゐとりはスマホで先程のニュースについて調べようとした。
しかし、出勤を告げるアラームがスマホから鳴り出す。

昔酉 調べることはできるけど
昔酉 この朝のうちってのは厳しいかな
ゆっきー あー
昔酉 遅刻していいならいけるよ
ゆっきー また後で調べることも出来るっちゃできるのかな…
昔酉 出来るよ
ゆっきー じゃあそうしよう
昔酉 ならゐとりは気になる気持ちを抑えて出勤するね
ゆっきー はい

昔酉 今はお昼休憩です。
昔酉 さっきのニュースについて調べる?
ゆっきー 調べるー
昔酉 なら職場のお仲間の夢来ちゃんがですね後ろからひょっこり覗いて呆れたように言います
ゆっきー おっ

「あーあのホラーみたいな番組のやつですね」

昔酉 口調間違ってたらすまん
ゆっきー だいじょぶよー

「ホラー?」

ゆっきー ホラーやだなあ

「夕方の特集のホラー?んーオカルトですかね。まぁそんな感じの番組でカルト教団の教祖様が何か発表したらしいですよ」
「へーなにを発表したんだ?」
「最近ニュースで話題になってるぐらいですから大層な内容なんじゃないですか?詳しくは知りませんけど。あぁでも、この間テレビでちらっと見た時ゐとりさんに負けないぐらい黒髪赤目のイケメンでしたよ?」

昔酉 あれ?夢来ちゃんってゐとりのことなんて呼んでたっけ?
ゆっきー ゐとりさんであってるよー
ゆっきー たぶん

「なんでも普段は占い師だとか。占い師って美容師より儲けるんですかね」

ゆっきー わいも覚えてないやばい
昔酉 いや合ってそうならよかった
昔酉 この内容を聞いたゐとりはアイデアを
ゆっきー ほい
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこう

昔酉 じゃあゐとりはこのようなニュースは聞いたことがないし、1か月前にそんな番組がやっていたという記憶がないことに気が付く。
忘れているだけだろうか?

ゆっきー ???
昔酉 ゐとり自身にはそんな番組あったか?って感じかな
ゆっきー なるほど…
昔酉 スマホの方でニュースについて調べても発表内容までは詳しく書かれてないね
ゆっきー そうなのか…
昔酉 他にすることがないならこのまま仕事を終えて帰宅になるけどどうする?
ゆっきー とりあえず帰ろうかな…
昔酉 おっけー
ゆっきー まだ何が起きてるとかわかんないしなあ
昔酉 仕事を終えて帰宅したゐとりちゃんはここでアイデアを
昔酉 聞き耳でもいいよー
ゆっきー [写真]
ゆっきー アイデアでふっちゃってた
昔酉 大丈夫よー

家に入る時ふと、自分のことを見つめる視線に気付く。

ゆっきー えこわ

どこか愉悦を含んだような視線だ。

ゆっきー 誰

邪気すら感じるかもしれない、振り返っても近くに人は居なかった。

ゆっきー えっ
昔酉 不気味な視線を感じたゐとりはSANチェックです。
ゆっきー あーー
昔酉 成功で0、失敗で1d2
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこう
昔酉 ならいつものストーカーの類か父親のどっちかだと思ってとくに気にとめないね
ゆっきー wwwww
ゆっきー 慣れてらっしゃるwww
昔酉 帰ってから特にすることない?
ゆっきー 特にないかな

ゐとりが寝ようとした時ピロリンとLINEの通知音がなる

昔酉 確認する?
ゆっきー する

確認すると相手はちよからで「今から電話していい?」というメッセージ内容だった

ゆっきー ちよちーー!!
昔酉 どうする?
ゆっきー いいよとかなんとか返信

ゐとりが返信するとまもなくちよから電話がかかってくる
「こんばんわ、夜遅くにごめんね。もう寝るとこだった?」
「いや、全然大丈夫ですよ」
「そっか、なら良かった。そういえばゐとりは今朝のニュースは見た?」
「?今朝の?あーオカルト的なやつ?」
「そうそう。私も最近大学の子から聞いたんだけどなんでも「世界滅亡の予言」っていうのが噂になってるらしいの。今朝のニュースもそれに関したもの見たい」
「世界滅亡ね…物騒な話だな」
「カルト教団の教祖が今週の日曜日には世界が滅亡するっていう話をしたそうよ」
「なーんてゐとりはこんな信じないよね」
「えーそうでも無いですよ?それを口実にちよさんをデートに誘うくらいはしますよ」
「どうです?」

ゆっきー チャラ感
ゆっきー きっと親父に仕込まれたやつだ

「そのお誘いは嬉しいけどまだ予定が確定してないから分かってからお返事するわ。」

昔酉 チャラい
昔酉 ナチュラルにデートに誘ってきた
昔酉 こいつ慣れてやがる

「残念。ちよさんに会いたいんで早めに返事をくれると嬉しいですね」

ゆっきー いい感じなのでぶっ込んだ

「頑張ってみるわ。長々とごめんなさい、明日も早いしもう寝ましょうか。おやすみなさい」
「ん、おやすみ」
ゐとりは電話をきった後すぐ眠りに落ちてしまうだろう。
今日はいい夢が見れそうな気がした。

ゆっきー スヤスヤ

朝起きると、また背中がじっとりと冷や汗で濡れている。
また悪夢を見たのだろう。詳細は覚えていない。

ゆっきー 即落ち二コマかな…
昔酉 またアイデア振れるよ
ゆっきー ふるー
昔酉 どぞー
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこー

夕暮れの空。誰かを呼ぶ自分の声。そのあとに、フルートのような音色が聞こえた気がする。
どこか厭な予感がしたゐとりはSANチェック

ゆっきー あーー
昔酉 成功で0、失敗で1d2
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこうー
昔酉 削れへんなぁ
ゆっきー まだ安定してる…
ゆっきー 前半で安定してると怖いんだよな…
昔酉 夢見が悪い以外はいつも通りの朝を迎える
昔酉 どうする?
ゆっきー テレビ見ながら準備?かな
昔酉 なら何の変哲もないニュースを見ながらゐとりは準備を終え出勤する

昔酉 お昼休憩です。
ゆっきー なんもないのか
昔酉 なんもないね
昔酉 なにか調べる?
ゆっきー 世界滅亡とかはスマホで調べられたりする?
昔酉 出来る
ゆっきー そういや抜けてた部分だよな…
昔酉 スマホで調べるとなるとコンピューターか図書館かな
ゆっきー 初期値だぁー
昔酉 がんばれー
ゆっきー [写真]
昔酉 お、成功か
ゆっきー せいこうー!

最近妙に異常気象や海外での急な火山の噴火などのニュースが多いことに気が付く
世界滅亡の予言が公開されたのは一か月前のオカルト系の番組

昔酉 ということが分かるね

ゐとりが黙々と世界滅亡について調べているとまた後ろから声がした
「ゐとりさんってオカルトに興味あったんですか?」
「んーいや、そういう事じゃないんだけどな」
「ちよさんが話題にだしてたから」
「あーそういう。まぁでも気になる気持ち何となく分かりますよ。その番組視聴率結構稼ぐやつなんですけど、大多数の人間が見てたのに詳しく書いてるとこって殆どないんですよね」
「今週の日曜に世界が滅亡だなんて突飛な話ですよね」
「なーまあでも普通に月曜も仕事してんだろうな」
「ですねー」

昔酉 そんなやり取りをしつつ昼休憩が終わる
ゆっきー 世界滅亡を止めろー的なやつなのかな…まだ2日目って考えてもいいのか……怖いわ

世界滅亡の予言なんて突飛な噂が飛び交う中ゐとりは家電量販店の前で足を止めた。

ゆっきー おう?

ガラス越しにずらりと並ぶテレビ。
そのテレビが流しているニュースが耳に入る。

『世界滅亡まであと6日になりました』
『日本ではもう11月も半ばなのにも関わらず、気温が30℃を超える日もあります』
『これは世界滅亡の前触れなのでしょうか』

ゆっきー やば

日常をじわじわと侵食するかのように流れるニュースに背筋が泡立つような感覚を覚えた。

ゆっきー SANチェックでは
昔酉 察しがいいね
昔酉 SANチェックです
ゆっきー あーですよねー!
昔酉 成功で1、失敗で1d2
ゆっきー [写真]
ゆっきー んん…
昔酉 1d2ですね
ゆっきー 4のやつだよな
昔酉 そうそう
昔酉 偶数で2、奇数で1
ゆっきー あっそう数えるのか3でめっちゃふり直してしまった
ゆっきー [写真]
昔酉 とりあえず2減らしといて
ゆっきー はーい

嫌な気持ちになりながらも帰宅し風呂を済ませさぁ寝ようとした時ちよから電話がかかってくる

ゆっきー おぁ
昔酉 でる?
ゆっきー でる

「こんばんわ、今大丈夫?」
「大丈夫ですよーどうしたんです?」
「昨日のお誘いにお返事しようと思って」
「、…早い返事で嬉しいな」
「今週の土曜日でも大丈夫?その日なら空いているんだけど」
「土曜、大丈夫です。空いてなくても空けるんで」
「ふふっ、ありがとう。その日楽しみにしているわね」
「はい、俺も楽しみにしてます」

世間話もそこそこにゐとりは電話を切って就寝する。
朝起きると、酷く不気味な夢を見たような、背筋がじっとりと湿った感覚を覚える。
また、悪夢を見たのだろうか。ずきりずきりと、嫌な感じに頭が痛む。

昔酉 アイデア振れます
ゆっきー ふります
昔酉 どぞー
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこーう

あれはどこだろうか、ビル街などが見渡せる場所の夕暮れの中で。
泣き叫びながら、自分は誰かに手を伸ばしていたような気がする。
酷く不気味な予感を感じてSANc(1d2/1d2+1)

ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこうー
昔酉 1d2
昔酉 どぞー
ゆっきー [写真]
ゆっきー にー
昔酉 減らしといねー
ゆっきー はーい

朝はいつも通り出勤することだろう。
今日は11月8日の水曜日。週の中日だ。
出社前にみたテレビの番組では、世界滅亡までのカウントダウンがやっていた。
その滅亡に関してのニュースを見ていると、通勤時間が近づく。

昔酉 聞き耳どぞ
ゆっきー [写真]
昔酉 成功か
ゆっきー せいこう

テレビを消す直前、「今日の朝の一口哲学講座です。世界五分前仮説についての――」という声が聞こえる。

ゆっきー 五分前仮説ってなんか聞いたことあんな

気になって付け直しても別の話題になってる。
ゐとりは普通に出勤するでしょう

昔酉 さて恒例のお昼休憩です。
ゆっきー 五分前仮説調べましょ
昔酉 スマホで調べものをするなら先程と同じで図書館かコンピューターで振れます
ゆっきー 初期値だーー
ゆっきー 頑張ろ
昔酉 頑張れー
ゆっきー [写真]
ゆっきー 💪('ω'💪)
昔酉 安定してるねー
ゆっきー 大事なところで外さないか心配

●世界五分前仮説について
世界五分前仮説とは、バートランド・ラッセルによって提唱されたものである。
『哲学における懐疑主義的な思考実験のひとつ。
世界が五分前にそっくりそのままの形で、存在しなかったはずの人々が、
「過去を覚えている」という状態を植え付けられた状態で突然出現したのではないかという仮説。
この仮説において「5分前の記憶がある」ということは反論にはならない。』

昔酉 他になにか調べる?
ゆっきー 目星とかないよな…
昔酉 ないかな
昔酉 特にない?
ゆっきー 特にないかな…

遅れて休憩にやってきた夢来が声をかけてきます。

ゆっきー …実は最初から不思議空間にいるんだぜ的な展開もあるよなぁー
ゆっきー 恒例の
ゆっきー 情報源ガール

「ゐとりさーん。またオカルト的なことでも調べてました?」
「まあなー、」
「あれから私も気になったんでちょっと調べて見たんですけどー。なんでも2週間前に日本で暴動事件が起きてたらしいですよ。最近では地震も多いんだとか。予言されてから起こった地震の数が例年に比べて異常なほど多いんですって」
「暴動…?」

昔酉 アイデア振れます
ゆっきー ふりますー
昔酉 どぞー
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこうだ…

「そのような暴動事件の報道や地震についての話がニュースでやっていた記憶はない」
ということを思いつく。

ゆっきー んんーー??
昔酉 そんな内容のニュースに身に覚えがないって感じですね
ゆっきー 暴動とか地震とかって忘れるようなことでもない…よな…
ゆっきー んーーわからん

日々重なる疑問、自分の認識と周りの認識のズレに違和感を覚えながら帰宅することとなる

昔酉 アイデアふってください
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこー

誰かのじっとりとした視線が背中に張り付いているような嫌な感覚を覚える。
月曜日に感じた視線と同じようなものだ。
背筋に嫌な寒気が走る。SANc(0/1)
振り返ってもそこに誰かがいることはない。

ゆっきー んえー
ゆっきー SANチェックかあ
昔酉 SANチェックです
ゆっきー [写真]
ゆっきー 失敗
昔酉 1減らしといて
ゆっきー ほい
ゆっきー ちょいちょい削れてきた…
昔酉 ストーカーや父親より気味悪く感じた程度やな
ゆっきー あれより上だとぉ…!?
ゆっきー 黒幕的な…

帰宅し諸々済ませたゐとりにちよからまた電話がかかってくる

昔酉 でる?
ゆっきー でるー

「もしもし、こんばんわ」
「こんばんは、ここ最近ちよさんと毎日電話出来てるから嬉しいです」
「ほんと?私もゐとりと電話ができて嬉しいわ。あぁでも本当に忙しかったら無理してでなくても大丈夫だから」

昔酉 ゐとりちゃんサラッと口説きにいくなぁ

「ちよさんより優先することなんてないんで、大丈夫ですよ」

ゆっきー ゐとちよがここまで絡むの普段あんまり無いから遊んでますね私が
ゆっきー ここまでって言うかこんな感じで?

「ゐとりってばお世辞が上手ね。ねぇ、もし。もしよ?世界が本当に終わるとしたらどうする?」

昔酉 普段絡まないもんなぁ

「お世辞じゃないんだけどな。それで、世界が終わるとしたら…か、んー…ちよさんが良ければ俺と過ごしてほしいですね」

ゆっきー 電話だし照れが薄くなるのかも

「そういう最後も悪くないわね。でも、そうね。だったら2人で1番高い場所から世界が終わるのを見てみるってのはどうかしら」
「なかなか粋ですね。ちよさんとならそういう最後も最高の最後になるんだろうな」

世界滅亡が迫る中そんな会話をしているとほどよい時間になってきた。
お互いおやすみと言い合って電話を切る

昔酉 ここで聞き耳どうぞ
ゆっきー [写真]失敗
ゆっきー あぁー
昔酉 あぁ
ゆっきー こえー…

電話を切れる直前、「…悲劇は死によって……なんて…」という声が聞こえ、すぐに電話は切れる。

ゆっきー おあ……
ゆっきー なんか物騒な…

不可解な言葉に疑問をもちつつもゐとりは就寝する

ゆっきー すや………

あなたは、目を覚ます。

また嫌な夢を見て、目を覚ましたのだ。
ばくばくと心臓が痛い程に鳴っている。その鼓動を、何処かで聞いたことがある。

悪い、夢だ。あんなのは、悪い夢なのだ、と言い聞かせることだろう。

昔酉アイデア振れるよ
ゆっきー ふります
昔酉 どうぞ
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこう

観覧車のようなところの中にいたような気がする。
夕焼けの空、外は赤々と明るくて、ビルの窓が夕日を反射していて。
泣きながら、自分は――ちよを、抱きしめていた。
どこかで、フルートの音が聞こえた気がする。

どこか不気味な、夢だった。
SANc(1d2/1d3+1)

昔酉 SANチェックでーす
ゆっきー おっ!?
ゆっきー [写真]
ゆっきー んんーーしっぱい
昔酉 さすがに好きな人が出てたらそうなるか
ゆっきー ぶれてきた
ゆっきー しかもいい感じで
昔酉 1d3+1
昔酉 どぞー
ゆっきー [写真]
ゆっきー 3減らせばいいのかな
昔酉 そうそう
昔酉 削れるねぇ
ゆっきー おぉう…ちょっとずつだけどかなり減ってる

どくどくと心臓が鳴っている落ち着こうと深呼吸する。冷や汗が流れる。
あれは夢なんだと言い聞かせるようにいつも通り準備をし出勤した。

今日は11月9日の木曜日。世界滅亡まであと少しとなった。
出勤そうそうに朝の朝礼が始まる。オーナーが神妙な顔つきで「明日から日曜日まで休みだ」と告げる。

ゆっきー ちよちーとデートするしちよちー夢に出てきたしキーなんだろうな…んーまだよく分からんなー
ゆっきー オーナー〜〜
ゆっきー まじかよ

「今日はいつも通り開店するが閉めたらすぐ帰るように」そう言い残しいつも通りの朝礼が始まった。

「オーナーの野郎、世界滅亡に乗っかってバカンスでもするつもりか」
「本当に世界が滅亡するならやり残したことない方がいいですから、オーナーの考えも分からなくはないですね」

昔酉 恒例のお昼休憩。
昔酉 何か調べる?
ゆっきー んーなに調べよ…
ゆっきー 悲劇は死によってってやつはなんか無理なのか
昔酉 お
昔酉 調べてみる?
ゆっきー 電話の中に一個一個キーワード的なのがあるのかなって…調べるー
昔酉 んーなら
昔酉 アイデア振って
ゆっきー おーう
ゆっきー [写真]
昔酉 ふんふん
ゆっきー せいこう

昔酉 なら昨日聞いた不可解な言葉が「全ての悲劇は死によって終わり」という文だったことが分かる

ゆっきー おおう
昔酉 これがなんの言葉なのか調べるのはまた図書館かな
ゆっきー うぉぉ……初期値ふります
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこうーー
昔酉 初期値頑張るなぁ

●バイロンの名言
『イギリスの詩人、ジョージ・ゴーント・バイロン。
代表的な名言は、『すべての悲劇というものは死によって終わり、 すべての人生劇は結婚をもって終わる。』
『きみのためにたとえ世界を失うことがあろうとも、世界のためにきみを失いたくはない。』などがある。』

昔酉 他に気になることはある?
ゆっきー んー…いや
昔酉 ならこのまま仕事を終えて帰宅する
ゆっきー おう

誰もいない道に差し掛かる。
まだ夕方なのにもかかわらず、いつもは人通りが多い道に誰もいなかった。
世界滅亡の予言、のせいだろうかと貴方は思いながら歩いていく。

「……すみません、少しよろしいですか?」
そう、声をかけられた。
それと同時に感じるのはじっとりとした視線。
ここ何日かで感じていた視線と同じような種類の視線。
は、っと声のした方に振り返れば、そこに立っていたのは黒髪に赤目の人物だった。
「悩みがありそうなので声をかけたのですが。よかったら占っていきませんか?」
そういって、タロットカードを出す。

ゆっきー 怪しさ満点〜こえーだれー

男は、タロットカードをシャッフルしながら話し出す。
「怖いですよね、世界の滅亡なんて」
「まあ、予言したといえと言ったのは私なんですけど」

占い師の男は、にんまりと笑いながら一枚のカードを差し出した。
「愚者の逆位置、ですねえ。孤独、閉鎖的、孤立……と言ったところでしょうか」
「お気をつけて。文字通り、悪い意味ですよ」
「ああ、そうそう。このカードには「秘密」という意味もあるんですよ?」
「あなたの身近な人も、何か秘密を抱えてるかもしれませんね」
そういって、男は立ち上がった。

そのままにっこりと笑ってあなたの頬を撫でる。
あなたは、動くことが出来ない。

「もし気になるのであれば、「神の鼓手」について調べてみたらいかがですか?」
そういって、男は去って行った。
そこでやっとあなたは、呼吸をすることが出来る。
息まで無意識に止めていたようだ。

いつの間にか帰路は酷く暗く、夜のとばりが落ちていた。

ゆっきー こわ…
昔酉 まだ残ってたわ
ゆっきー 黒幕かな…怖いわ
ゆっきー うぉう

男の去って行った方を見ても、男は煙のように消えてしまっていた。
理解不能な現象、そして不吉な予言を受けたことであなたの背筋を冷たいものが伝う。
SANc(1d2+1/1d4)

昔酉 そういや全く不定カウントしてなかった
ゆっきー んぇー
ゆっきー 不定…発狂とかのやつか…
昔酉 そうそう
ゆっきー [写真]
昔酉 12も削れてたっけ?
昔酉 1d2+1
ゆっきー [写真]
昔酉 2かな
ゆっきー 今全部で9で1+1で11?
昔酉 そうやな
昔酉 んーでも最初の2日ぐらいはカウントしなくてもいいかなー
まぁそこはおいおい考えるか
ゆっきー おーう

昔酉 ゐとりは占い師と遭遇したあと普通に帰宅します。
昔酉 帰ってからする事ってある?
ゆっきー 神の鼓手ってのは調べたりできる?
ゆっきー というか今回は電話ないのか
昔酉 そやな
昔酉 ゐとりが神の鼓手をスマホで調べても全くヒットしない
昔酉 電話は特にかかってくる気配はしない
ゆっきー 全くなのか…えー電話ないと寂し…
昔酉 アイデア振ってみて
ゆっきー おう
ゆっきー [写真]
ゆっきー アイデア安定しまくってんな…
昔酉 ならゐとりは大きめの図書館などで調べれば出てくるだろうと思った
ゆっきー おぉ…
昔酉 他にすることない?
ゆっきー 一応ちよちーに電話かけたい
昔酉 おっけー
昔酉 数コールなった後留守電の案内が流れる。
昔酉 出る気配がないね
ゆっきー うーん…出ないのか
ゆっきー じゃあ寝るか


朝起きると、頬を何かが伝っていた。

また夢を見たのだろうか。

酷く嫌な夢を、見たのだ。

否、嫌な夢ではない。

酷く、悲しい、夢を見た。

そんな気がしたのだ。

昔酉 夢の内容を思い出すのにアイデア
ゆっきー [写真]
ゆっきー あーーーー
ゆっきー 安定してるとかフラグ立ててた

夕暮れの観覧車で、ちよを強く抱きしめていた。
変えられない運命の夢。

そんな、さいごのゆめを見たことをふと思い出す。
あれは自分たちの未来の姿なのかもしれないと思ってSANc(1d2+1/1d3+2)

昔酉 フラグ回収したね
ゆっきー [写真]
昔酉 1d2+1
ゆっきー [写真]
ゆっきー さん…
昔酉 ちよちー出た瞬間一気に削れるなぁ
昔酉 ゐとりちゃんって感じがするSANチェックやな
昔酉 んーこの辺で不定になられてもなぁ
ゆっきー 嫁バカゐとりちゃん
昔酉 何日か日またいでるから最初のふたつぐらいはカウントから外してもいいか
昔酉 さてゐとりちゃんはどうする?
昔酉 仕事なくなっちゃったけど
ゆっきー 図書館行こうかな
昔酉 特に障害もなく辿り着けたよ
昔酉 何を調べる?
ゆっきー 昨日の神の鼓手ってやつ調べられる?
昔酉 調べられるよ
ゆっきー じゃあそれ調べるー

ゐとりちゃんが神の鼓手について調べてみると閉架書庫に入っているっていうことがわかる

ゆっきー 閉架書庫?
昔酉 閉架書庫については司書さんに尋ねればすぐに出してくれるよ
ゆっきー じゃあ訪ねよう

ほどなくして司書さんが本を持ってくる
「閉架書庫の本が読みたいなんて物好きもいるもんだな。古い本だから扱いは丁寧にな」
そう言って本を手渡す。
見るからに酷く古い本で閉架書庫に入ってたものうなずける代物
ゐとりは本を受け取り適当に座るだろう。本を読む?

ゆっきー よむ

●「神の鼓手について」
 
中盤に気になる記述を見つけた。

『太古の昔、この世界を作った神は長い眠りにつかれた。
この神が目覚めるとき、世界は滅ぶ。
そして、この神を目覚めさせないために、ひとつのものが造られた。
「スカール」というものである。
これは創造の、盲目白痴の神のまわりで太鼓を打ち鳴らす演奏者であり、
神を目覚めさせないために手が痛くなっても、疲れても、子守唄を奏で続ける。
全ての世界が神により破壊しつくされない為に、スカールは太鼓を打ち鳴らす。
スカールがその寿命を終えるとき、また新たなスカールが選び出されるだろう。
スカールがその役目を拒むのであれば、世界は永遠の眠りにつく。』

全て読み終えると、最後のページからメモが落ちてくる。

●「神の鼓手にはさまれていたメモ」
メモ用紙が挟まれている。比較的新しい。
「選択肢は、提示されたものだけとは限らない」"

ゆっきー おーーあーー

このメモを見たとき探索者は、なぜかなんとなく、持ち帰らねばならないという思いに駆られる。
そしてそのまま、それをポケットに入れて持ち帰ってしまうことだろう。

昔酉 さて他にすることしたいことはある?

昔酉 考えを整理したくなったらいつでも言ってね
ゆっきー ちょっと待ってな
ゆっきー 世界滅亡ってのは神が起きたらってことで、?
スカールってのは…占い師のやつ…?あ、でもそれだったら神が起きちゃうのか
予言者的な占い師はなんなんだろう…
ちよちーはスカールってのに選ばれたのかな…
んーーわからんな…
ゆっきー めっちゃ独り言って感じすまん
昔酉 いやいや全然面白いから大丈夫
昔酉 それでこのあとの行動はどうする?

ゆっきー うーんなんかあるかな…
ゆっきー 読んでた本をゐとりちゃんの前に読んでた人とかいるか聞きたい
ゆっきー 司書さんに

司書さんは「そんなことを聞いてどうするつもりだ?」って聞いてくる
「あー変な占い師にこの本のこと教えて貰って?それでちょっと気になっただけなんで、そういうのダメな感じなら大丈夫です」
「個人情報だからなすまんが教えることは出来ない。」
「そうですか、ありがとうございます。すいませんこんなこと聞いて」

昔酉 他にすることはある?
ゆっきー 本返して帰ろかな…
ゆっきー キーワードがない気がする

ゐとりが本を返して帰宅しテレビを付ければ、世界滅亡に関するニュースがやっている。
異常気象や海面上昇、各地で起こる暴動事件について。
アナウンサーの声が聞こえる。
『世界の滅亡を予言したカルト教団は、「神の鼓手」という本を教典としていたようです』
『世界の滅亡まで、あと二日です』
そんな言葉が、耳に入るだろう。
嫌な気分になりながらいつも通りご飯を食べ風呂を済ます。

寝ようかと思ったタイミングでちよからメッセージが届く。

ゆっきー お

「明日、寝過ごさないように。お昼ぐらいに、駅前で待ち合わせね」
そんなメッセージだった。
明日遅刻しないためにゐとりは早めに就寝するだろう

朝、起きる。

いつもの悪夢を、今日は見なかった。

どうして見なかったのだろう、と思いながら時計を見ると、
待ち合わせの時間の30分前だった。
このままでは遅刻してしまう、とあなたはあわてて、テレビも見ずに家を出るだろう。

今日は11月11日の土曜日。明日、世界は終わるかもしれない。

ゆっきー 見なかったのか…

駅に行けば、もうついていたようで、ちよはゐとりを待っていた。
ちよはゐとりに気づいたようで「おはよう」と声をかけてくれる。
「おはようございます。待たせてすいません」
「今来たところだから大丈夫よ」
「男のセリフなんだけどな。で、どこ行きます?ちよさんの好きなところに連れていきますよ」
「ふふっ、実はね映画を見ようと思って」

そう言って2枚のチケットを見せる。
勝手に決めちゃってごめんなさいねと彼女は言った。
「映画ですか、いいですね。ちょうど観たかったやつなんで良かったです」
2人は談笑しながら映画館に向かう。
最近流行りの映画だが、映画館自体営業しているものの人はほとんどいない。
暗い映画館の中であなたたちは、ぽつりとふたりだけ席に座って映画を見ることだろう。

ゆっきー 二人っきりー
昔酉 ゆっきーアイデア振ってー
ゆっきー はーい
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこう

映画の登場人物が「世界のためにきみを失いたくはない」と言ったとき、
ちよが何かを悔いるように強く自分の手を握ったことに気が付く。

ゆっきー んー?
ゆっきー あれ?逆って言うか違うのか

映画を観終わった後、少し遅いお昼ご飯を食べることとなる。
ご飯を食べている最中にちよは「遊園地に行かない?」と誘うこと。
「遊園地か…しばらく行ってないな…ちよさんが行きたいなら行きましょうか」

2人は市内にある遊園地「ゆうぐれ遊園地」に向かうことになる。
遊園地もいつもよりずっと、人気がない。
しかし誰もいないというわけではなく、見渡せば少ないながらも客の姿はあるだろう。
いちおう、遊園地として営業はしているようだ。スタッフの姿などもある。

昔酉 さーて何乗る?
ゆっきー 何乗ろーう
昔酉 大人二人がデートで遊園地って何乗るんだろうな

「ちよさんは何か乗りたい物とかあります?」
「んー何乗ろう?遊園地久しぶりに来たからなぁ。コーヒーカップとか?」

ゆっきー ゐとちよが遊園地ってチグハグで逆に良い
昔酉 可愛い
昔酉 コーヒーカップって自分で回せたよな?

「コーヒーカップ、懐かしいですね…親父に振り回された記憶しかないけど」

ゆっきー 回せたな
昔酉 ならDEX×5で振ってみて
ゆっきー [写真]
ゆっきー 55
昔酉 成功か
ゆっきー せいこう
昔酉 なら適度なスピードで回せました
ゆっきー おー
昔酉 ファブルだったらゲロ吐いてた
昔酉 次は何乗ろう
ゆっきー 世界滅亡の前の日にゲロはやだなあ
昔酉 嫌やなぁ
ゆっきー ゐとりちゃん無難なやつしか乗らなさそう…ジェットコースターとか
昔酉 お、なら乗ってみるか
ゆっきー 行くか
昔酉 幸運振って酔わないかやってみる?
ゆっきー やろう
昔酉 どぞー
ゆっきー [写真]
ゆっきー クソぉ
昔酉 酔わなかったな
ゆっきー 50だから行けると思ったのに酔わない
昔酉 ちよちゃんも成功した
昔酉 二人とも絶叫系は大丈夫みたいですね
ゆっきー イエーイ

昔酉 次はお化け屋敷行ってみる?
ゆっきー 定番どころだな行こう
昔酉 お化け屋敷でびびったどうかアイデアふってみる?
ゆっきー ふろう
昔酉 どぞ
ゆっきー [写真]
ゆっきー かっこ悪いゐとりちゃんにならない…悔しい
昔酉 二人とも成功って
昔酉 かっこいいカップルのまんまだ
ゆっきー クールに進んでいきやがる…!

お化け屋敷を出たあたりでちよがちょっとお手洗いに行ってくるねといって席を外します

ゆっきー はい
ゆっきー そうだ…普通のデートじゃないんだつら
昔酉 10分程度でちよは戻ってきます。その間したいこととかある?
ゆっきー ふらふらしてっと逆ナンでもされそう…でも人少ないか
昔酉 少ないな
昔酉 特にないならすすめるよ
ゆっきー いいよー

ちよが戻ってくると2人でまた遊園地を楽しみます。
日が傾き始めいい時間になってきた頃「ね、最後に観覧車乗っていかない?」
とちよが提案してきます。

「いいですね、乗りましょう」
2人が観覧車に乗り込むと静かに上に昇ります。やがて街が一望できるような高さまでやってきます。
夕日の明かりの中で、どこか人通りの少ない街だ。
いつもよりもずっと、静かに見える。

そんな中、ちよが口を開いた。
「明日、本当に世界滅亡するのかな」
「もし滅亡するとしたら、最後にこうして、デートできてよかった」
そういって、彼女は穏やかに笑っている。

観覧車がてっぺんについたとき、ちよはふと思い出したようにポケットをあさる。
そして小さな包みをふたつ取り出すと、ゐとりに差し出した。
「プレゼント。明日、世界が滅亡しないようにお守り、なーんて」

昔酉 受け取る?
ゆっきー あっ受け取る

包みを開けば、それは何の変哲もないブレスレットだった。
この遊園地で人気のお土産であり、夕焼けの色の石がシルバーのプレートに数個、はまっているものだ。
そのままあなたたちは穏やかに談笑し、観覧車を下りることとなる。
そして、帰路につくだろう。

昔酉 ゐとりちゃん的にはちよちゃんを家まで送る?
ゆっきー 送るかな
昔酉 ならちよちゃんはそれに甘えて家まで帰る。

「今日はありがとう。また月曜日にね」と言って家に入っていった。

昔酉 目星もしくは心理学が振れる
ゆっきー じゃあ目星で
昔酉 どぞー
ゆっきー [写真]

彼女は嘘をついているということが分かる

ゆっきー おぉ!?
ゆっきー 月曜日に会おうってのが、か
ゆっきー 会おうじゃないけど
昔酉 悩んでる悩んでる
昔酉 このまま特にすることがないなら翌朝まですっ飛ばすよ
ゆっきー 楽しまれてる
昔酉 このシナリオリプレイ見た時からやってみたかったんだよなぁ
ゆっきー ここまでの展開でかなり楽しい
昔酉 そう言ってくれると嬉しい
昔酉 さてどうする?
ゆっきー んー…でもやれることある気がしない…
昔酉 なら翌朝まですっ飛ばすね
ゆっきー はーい

朝、異常なほどの静けさの中であなたは目覚める。
世界の滅亡が予言された日なのに、嫌に静かだった。
からだを起こせば、かさり、と音がして自分の寝間着のポケットから何かが出てくる。
―一昨日、図書館で見つけたメモだ。
あの本に挟まっていたものである。
何時の間にポケットにいれたのだろう、と思っていると、新しく一行、文字がかいてあることがわかった。

ゆっきー ?

『あの子の秘密を知りたいならば、あの子の家に。すべて間に合わなくなる前に』

ゆっきー えぇ

今日は11月12日の金曜日。世界が、終わる日だ。

ゆっきー あの子ってちよちーだよな
昔酉 行きたい場所があるならいけるよ
ゆっきー ととりあえずちよちーの家か
昔酉 おっけー

ちよの家に向かうと、いつもと様子が違うことがわかる。

ゆっきー 手遅れとかはやめてくれぇ…

家には人の気配がなく、玄関の鍵は開いている。

昔酉 入る?
ゆっきー うおう…入る
昔酉 中に入れば、部屋の中は荒れているような様子もない。
昔酉 なにか見つけたければ目星かな
ゆっきー ふります
ゆっきー [写真](1クリを表示する画面)
ゆっきー やばい
昔酉 え
昔酉 え?
ゆっきー ??
ゆっきー ゐとりちゃんの必死さに引いてる
昔酉 こわい
昔酉 えっとですね
ゆっきー 今回のダイスゐとりちゃんすぎる…
昔酉 とりあえず通常の成功情報から
ゆっきー はい
昔酉 ちよちゃんの日記を見つけます
昔酉 読む?
ゆっきー よむ

●ちよの日記
なんてことのない、他愛のない日常について書かれている。
ここ一週間の記述は、どこか乱れた筆跡だ。

『11月5日(日)
どうしてこんなことが起こってしまったんだろう。
ゐとりが、「太鼓の鳴らし手」とか、「鼓手」とかいうのに選ばれた、らしい。
もうゐとりではない別のものにならなきゃ、世界が滅ぶという話を聞いた。
あの男は、楽しそうに笑ってた。
そんなことがあっていいわけがない。
目の前で、化け物に変わっていくゐとりのことをどうしようもなく許容できなかった。
だから、あの男に縋ってしまった。
最初から、私が犠牲になればよかったんだ。

11月6日(月)
あの化け物に変わるまでの期限を一週間もらった。
この世界は、あと七日で滅亡する。
悔いのないように過ごさないとね。

11月7日(火)
自分が死んだら、あの化け物になるらしい。
それまで、きちんと毎日、ゐとりとはなしたいと思った。
土曜日にデートの約束をした。
待ち遠しい。

11月9日(木)
死ぬのが怖い

11月10日(金)
死ぬのは怖いけど、それよりずっと、ゐとりが犠牲になるのが怖い。
最後に少しでも、思い出が作れたらいいな

11月11日(土)
今日はさいごの思い出作りだった。
ちゃんと笑えてたかどうか不安だったけど、それでも楽しかった。
夕焼けが綺麗で、最後、死ぬなら、あそこがいい。
最後に会いたかったなんて我儘を、もう言えないんだろうなぁ。


君の為に世界を失うことがあっても、世界のために君を失いたくない』

ゆっきー そっちかー!逆の方だー!
ゆっきー つらい

自分が「スカール」であったこと、その未来を拒絶するためにちよが自ら命を断ち、「スカール」になろうとしていたことを知った探索者はSANc(1d4/1d6+1)

ゆっきー SANチェーー
ゆっきー [写真]
昔酉 1d4
ゆっきー でかいなぁ…
ゆっきー [写真]
昔酉 もっと削ってもよかったんやけどな
ゆっきー おう…
昔酉 これは不定入った?
ゆっきー うそまじすかえっどうしよ
昔酉 今ので合計なんぼだ
ゆっきー やばい
ゆっきー 16?
昔酉 んーと
昔酉 とりあえず1d10を二回振ってもらっていい?
ゆっきー りょうかい
ゆっきー [写真]
ゆっきー 2個ふるでいいよな…
昔酉 いいよ

昔酉 9と5か一時的偏執症かフェティッシュ(探索者はある物、ある種類の物、人物に対し異常なまでに執着する)
昔酉 どっちがいい?
ゆっきー この場合どうなんだろ…
昔酉 偏執病(へんしゅうびょう、偏執症)、パラノイア(英: paranoia)は、 不安や恐怖の影響を強く受けており、他人が常に自分を批判しているという妄想を抱くものを指す。 妄想性パーソナリティ障害の一種。
昔酉 好きな方選んでいいよ?
ゆっきー 状況的にはフェティッシュ?ちよちーに執着すんのかな?
昔酉 おっけー
昔酉 期間は4日間
ゆっきー あぁぁ…このタイミングで…長いけど時間はほぼ意味ないな
ゆっきー もう滅ぶか死ぬかバケモンなるかだ…ちよちー探したりできる?
昔酉 そういやさっき1クリだったよな
ゆっきー せやな
ゆっきー 忘れかけとった
昔酉 ならなんとなく彼女がいきそうな場所を思い出した
ゆっきー 遊園地かな
昔酉 向かう?
ゆっきー 向かう

遊園地までは急いで行って1時間程度である。
遊園地に着く頃には、もう日は落ちかけていた。
入り口には誰もいない。
休業してしまったのか、それとも従業員も世界滅亡に備えて帰ってしまったのかはわからない。
入り口を強引にくぐり抜けて、あなたは遊園地の中に入っていく。

ゆっきー ゐとりちゃんやばいけど展開いいなぁ…ハピエンが欲しいよぉ…
昔酉 遊園地の中は広い彼女がどこにいるのか見つけるには目星かな
ゆっきー めぼしー
ゆっきー [写真]
ゆっきー せいこう

昔酉 観覧車の方に向かうちよの姿が目に入る。

ゆっきー おぁぁ…追いかける

観覧車は、どうしてか、昨日と同じようにのんびりと動いていた。

観覧車の方へ彼女を追っていけば、ちょうど乗り込もうとするところで捕まえることができるだろう。
腕を掴もうとしたときに、あなたも誤って、一緒に乗り込んでしまう。

「……なんで?」

ちよが、震える声で、そう問いかけてきた。
彼女の手には、一本のカッターが握られている。
これで自殺しようとしていたのだろう、と思うことだろう。

ゆっきー えぇおあ…しんどい
昔酉 どうする?
ゆっきー どうやって説得?しよ…
ゆっきー つかちよちーはゐとりちゃんの代わりに化け物になろうとしてる、なら結局ちよちーは死ぬってことだし…
昔酉 RPしてくれてもいいし
昔酉 説得振るならちよちゃんはゐとりには生きていてもらわないと意味が無いって思ってるから技能値半分になる
ゆっきー ゐとりちゃんの場合もほぼ一緒だろうし…これはどう……もう滅亡エンドしか……?
ゆっきー なるほど
昔酉 ゆっきーが思うようにしたらいいと思う
ゆっきー ゐとりちゃんはちよちーいなきゃゐとりちゃんじゃ居られないしな…いやでもこれありなのか…

「ちよさん。俺と、世界の最後を過ごしませんか」
「ゐとり、何言ってるの?」
「ほら、この前言ってた世界が滅亡するならって話」
「このままじゃ…ほんとに終わっちゃうんだよ?また明日なんてやってこないんだよ?ゐとりはそれでいいの…?」
「いいよ。ちよがいない世界なんて、俺は嫌だから」
「……っ…ずるいよ。そんな顔で言われちゃあ、なんにも言えないでしょ。年上の威厳守らせてよ、ばか……」

手に持ってたカッターがするりと抜け落ちる。
観覧車がてっぺんへと登った。
そこで観覧車が一旦停止する。
ちよはぼろぼろと涙を流しながらゐとりのことを抱きしめた。

「貴方のために世界を失っても、世界のために貴方のことを失いたくなんてなかった。ゐとりの犠牲で成り立つ世界なんて、いらない」
「俺はちよのいない世界なんていらない。だから、俺とこのまま世界の終わりも、その先も……」

そう告げて、涙を流すちよをつよくつよく抱きしめた。
痛いほどに、つよく。

「こんな方法しか思いつかないなんて教授失格だなぁ」
なんて自虐するような声が聞こえたかもしれない。

抱きついていたちよが体を離す。
そっと、ちよの片手がゐとりの目を覆い隠した。
赤々とした夕日で焼かれそうだった目が、暗闇の安らぎに委ねられる。

「……大好きよ。世界が終わってもそばにいたいと思うくらい」

「ずっと一緒ですよ。俺も……、愛してる」

ふいに唇が重なる。
最後の口付けは涙の味がした。

世界の終わりというものは等しく、どうしようもなく静かに終わる。
あなたは、自分の存在が無に帰していくのを感じる。
最期、うっすらと、ちよの手の隙間から見えた世界は。
赤々とした夕日に照らされて、ぼろぼろと、崩れ落ちていく世界だった。
その崩落に、あなたたちも飲み込まれる。
しずかな、しずかな、世界の終わりで。

あなたたちは、1週間と5分前に造られた世界とともに、心中する。


どこかで、声がした。
「素晴らしい!素晴らしい精神性ですねえ」
「自分と大切な他人のためなら世界の全てを犠牲にする愛!」
「これを身勝手と言わずなんといいましょうか」
「まぁ、良いでしょう。あなたたちの勇気と、その身勝手さに免じて、今回は見逃してあげますよ」
「……別の誰かは犠牲になるのですがね」
そう嘲り笑う声が、暗闇の中で聞こえた。
それは、占い師と名乗った男の声に似ていた。

ゆっきー !?

昔酉 あなたは、目を覚ます。
今日は月曜日。11月13日の、月曜日だ。
なんだか、怖い夢を見た気がする。
世界を終わらせるような、身勝手な夢だった気がする。

昔酉 なにか行動する?
ゆっきー 普通に準備?
ゆっきー 生きとる…

昔酉 ならいつも通りご飯を食べ出勤しようと外に出ると、そこにはちよの姿があった。

「おはよう。……約束、守れたね」
そう言って照れたように頬をかくちよの腕にはあの夢の中で買ったブレスレットが光っていた。
自分の腕にも、ブレスレットがはまっている。
あれは夢ではなかったのだ。
確かに自分は、どこかの世界を滅ぼしたのだ。
そんな、そんな罪の証が手首に光っていた。

しかし、その罪は。
目の前の人間を、世界よりも大切だと思った、愛の証なのだろう。
生きているという罪よりもなお重い、身勝手で傲慢で、されど美しい人間特有の、愛という罪の証が。
あなたと彼女の、腕にあった。

今日もあなたの世界は、生きている。
テレビのニュースで、誰かが不可解な死を遂げたというニュースが流れていた。
あなたの代わりに。
目の前の、大切な人の代わりに。
それでも、ゐとりとちよは、生きている。
あなたの世界の滅亡は、まだ当分、先らしい。

昔酉 シナリオクリアです。


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