障子君と進路相談
「…はあ」
「まだ残っていたのか」
「あ、障子。面談?」
「ああ、今終わったところだ」
「お疲れー。障子は決まってるの?どこ?」
「雄英だ」
「まじか!超エリートじゃん!障子は成績いいからね…私と違って…」
「…まだ決まってないのか?」
「そーなんだよね。この頭じゃもうだめだ…どこを書いても先公にグチグチ言われる気しかしない」
「…そうか」
「あーあー、でも働くのもいやだなー。楽して生活したい。誰か養ってくれないかな」
「他力本願だな」
「障子雄英っしょー?ヒーローでしょー?公務員みたいなもんじゃんいいなー、安定ぺーぺーじゃん」
「(安定ぺーぺー?)…そうでもないと思うがな、人気がなければそれまでだ」
「まあオールマイトみたいな派手さはないもんね。でもそこがいいって人も少なからずいるでしょ。私もいい個性といい頭があればな」
「個性はともかく頭は努力を怠ったお前が悪い」
「………あーあ、ドバイの石油王に求婚されないかな」
「(無視したな…)言葉が話せないだろうやめておけ」
「じゃあ障子私のこと養ってよ…もうそれしか道はねぇ…」
「働く気はないのか」
「無い。専業主婦として雇って。第一候補、障子のお嫁さんっと」
「…本気か」
「冗談だけど…どうしようかなー」
「…俺は別に構わないけどな」
「…マジ?」
「ああ」
「やったー!将来安定じゃんまじ勝ち組!そしてこれも書き終えられて帰れるありがとう障子これ提出してくる!」
「…」
▽
「…ただいま」
「どうだった」
「めちゃくちゃ怒られた…真面目にやれって言われた…真面目なのに…」
「だろうな」
「だろうなって、怒られるって分かっててなんで止めなかったの!?」
「まさかソレを本気で提出するとは思わなかった」