轟君とホラー
「轟君ってホラー映画みたことある?」
「ねぇな」
「意外にビビり?」
「いや、単純に興味がねえ」
「ふーん?私見てみたいんだけどさ、トイレに行けなくなるのが嫌だから見たことないんだよね」
「そういうもんか?」
「そういうもん」
「じゃあトイレで見ればいいじゃねーか」
「!天才かよ」
「やっぱ怖くて無理だった」
「試したのか」
「だめだ、いつ便器から手が出てくるかと思うと無理だった」
「そうか」
実話
爆豪君とマジカルバナナ
「爆豪君、マジカルバナナしよー」
「誰がするか」
「私からね、マジカルバナナ、バナナと言ったら黄色」
「…(無視だ無視)」
「黄色と言ったらレモン」
「…」
「レモンと言ったら酸っぱい」
「…」
「酸っぱいといったら恋心」
「…」
「恋心といったら爆豪君が好き」
「…あ?」
「お?」
「…語呂悪すぎんだろ」
「そこ!?」
斉木楠雄の喜劇
近所に手作りコーヒーゼリーショップができた。若い女店主の手作りだ。手頃な値段、値段以上の出来、なにより近所で僕のお気に入りだ。毎週月曜日必ずそこで買って帰る。店内に3、4人ほどなら入れるであろうスペースもあるが家でゆっくり食べるのが一番だ。今日も月曜日。見えてきた。
「いらっしゃいませ、今日もオリジナルコーヒープリン3つでいい?」
ああ、よく覚えているじゃないか。僕も貴方が僕のことを緑メガネの高校生というあだ名をつけているのを知っているよ。事実だから何も感じないが。そして今日試作が余っていることも勿論予知済みだ。
「そうそう、昨日ちょっと試作を作ったんだけどね」
ほらきた。決して談話をするような間柄でもないがくれるというなら喜んでもらおうじゃないか。
「よかったら食べませんか?」ありがたく頂くとしよう。
「じゃあ一緒に袋に入れておきますね。もしよかったらまた来週感想をお願いします」
また来週もよろしく頼むよ。