やけに晴れた空が憎々しい。
ライはああ言ってくれたが、階段を駆け上がる靴音が耳に入った時には死ぬしかないと思った。履歴には残していないが、バーボンーー降谷零や公安への連絡に使っていた携帯と共に心臓を撃ち抜いて、自分とバーボンの関係を全て消してしまわなければ。
小さく謝って、その引き金を弾いたーーー、筈だったのだが。
「天下三名槍が一本、御手杵だ。切ったり薙いだりできねえけど、刺すことだったら負けねえよ!」
これはいったいどういうことだ?