本編終了後、はじけろ前
はあ、恍惚と背後で溜息をつかれ振り返る
「どーしたの?」
「幸せすぎて生きるのが辛い」
「…あーはいはい」
「そんなあっさりしたところも好き」
デレデレと腰と肩に腕を回し抱きついてくる自分の彼氏にまたか、と遠い目をしてしまう。そのままソファーに座らされ一之瀬の膝の上に乗るという形になる。
「大学の長期休暇って素晴らしいね、二ヶ月もこっちにいられるなんて、お願いした甲斐があったよ。手を伸ばしたらそらに触れる距離とか幸せすぎて落ち着かない」
「落ち着きなよほんと」
「そらの料理美味しいし、そら可愛いし、そら優しいし、そらもうお嫁さんになってよ」
「それはどーも、お嫁さんは卒業してからね」
「ああもう!そらー!」
「今度はなにー?」
「子供は何人にする?!」
「え?」
いつもの流れかと思いきやまさかの子作り発言に思わず固まるそらに一之瀬は爽やかな輝かしい笑顔で語る。
「俺たちの子供だから絶対サッカー好きになるよ!一緒に練習するのが今の夢!」
「わたしはー、そーだなー、円堂の子供と一緒にサッカーやらしてあげたいなー」
「それ!いいね!チームメイトでもいいしライバルなんてのもかっこいいやじゃあ円堂にもこの話通しておくね」
仕方なく話に乗ってしばらくは作らない宣言を主張する。気にもせずゆるりと足を撫でる一之瀬の手を払いのけお願いねとへらりと笑う。
(とりあえずこれでしばらくでき婚とかにはならないだろ)
笑顔の裏の真実
→
零