wikipedia
虎谷嵐
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
虎谷嵐(こたに あらし、1989年〈平成元年〉12月1日 - )は日本のタレント、元女子プロレスラー、女子柔道家、総合格闘家。
![]() |
リングネーム 虎谷嵐 ニックネーム リングの虎 生年月日 1989年4月12日(35歳) 出身地 東京都 千葉県大網白里市 身長 172cm 体重 65kg 血液型 O型 所属 LLPW-X スポーツ歴 柔道 トレーナー 神取忍 伊藤薫 鈴木みのる 事務所 ノーリーズンファーム 公式サイト 公式プロフィール |
映画 |
1 来歴 2 人物 3 出演 3.1 ドラマ 3.3 映画 3.4 バラエティ 5 主な受賞 |
来歴
デビュー前
1989年4月12日、千葉県山武郡大網白里町(現大網白里市)出身。3歳年上の姉がおり、父は食品加工会社を経営していた。
柔道は10歳から白里青少年柔道クラブで習い始める。中学入学後も柔道は習い続け、徐々に頭角を現していき、中学1年生時には早くも全日本の体重別に出場を果たす。中学時代は柔道部がなかったため、陸上部に所属していた。
その後2005年に千葉県立八千代高等学校へ入学。2年生時には金鷲旗高校柔道大会の女子個人戦で2位、全国高校選手権の66kg級で優勝、福岡国際女子柔道選手権大会で銀メダル、皇后盃全日本女子柔道選手権大会で3位入賞など結果を残し、活躍。
その実力から08年の北京オリンピックへの出場を期待されたが、高校1年生の冬頃に父の工場が倒産。金銭的に困窮するようになり、実家の経済状況の悪化から柔道家としての道を断念せざるを得なくなってしまった。その後、折悪しく父が脳梗塞で突然死してしまったことから、家族を養うために翌年の89年には高校を中退している。
その後はアルバイトを掛け持ちしながら実家を支えるために働いていたが、そんな中、虎谷の柔道家としての才能を惜しんだ道場時代の師範、山野辺謙一に「柔道ではお金を稼ぐのは難しいが、プロレスなら大金を手にできるかもしれないぞ」と新たにプロレスの道を勧められる。当初は「私は柔道が好きだっただけで、格闘技や喧嘩ごっこがしたいわけじゃない」と乗り気ではなく、その話を断っていたのだが、ある日バイト帰り、突然家にジャパン女子プロレスのスタッフがやってきたという。
本人も後に知ったことだが、これは当時、女子プロレスへの道を熱心に進めていた師範の山野辺がジャパン女子プロレスのコーチを務めていたグラン浜田と偶然にも友人で、彼に対して「オリンピック候補だった選手が家庭環境を理由に柔道の道を断念してしまったが、才能もあるし、もったいないからプロレスの世界に勧誘している」という話をしたことで、団体側に目をつけられたことが原因だった。
華やかな顔立ちと高い柔道の実力を持っている虎谷にスターの資質を見たのか、その後、山野辺だけではなくジャパン女子の団体側からも熱心に勧誘され、ついに虎谷が折れる形で団体への加入を許諾。プロレス入りすることとなる。
プロレスラー時代
1990年4月、18歳でジャパン女子プロレスに入門。入門同期には遠藤美月や外山寿美代がいる。
同じく元柔道家の先輩レスラー(当時はすでにフリーとなっていた)神取忍がデビュー後すぐに団体のトップ選手にまで上り詰めたことから期待され、デビュー前からすでに待遇は特別扱いであり、個人練習なども多く組まれ、練習期間僅か2か月半の6月10日に後楽園ホール大会で尾崎魔弓を相手にデビュー戦を飾ることとなる。この時はまだプロレスラーとして未熟であり、柔道の癖も抜けきらず、受け身もぎこちないほどの有様だったという。
また、デビュー後すぐに当時世間から注目を集めていたアイドルレスラー、キューティー鈴木の後に続けというように楽曲デビューが決定。同年10月にシングルCD「夢見るセンセーショナル」を発売。CDの発売を皮切りにして期待の新人として「女子プロレス界の次世代アイドル」という喧伝文句テレビなどにも出演するようになる。すでに経営が破綻しかけていたジャパン女子プロレスとしては虎谷を売り出すことは社運を賭けたビジネスの一環であったのだが、入門して日が浅いにも関わらず一人だけ特別扱いされている虎谷に不満を持つ選手は多く、これが原因で他の選手たちとの間には軋轢ができるようになり、孤立するようになっていく。
ジャパン女子に在籍していた当時のことを「毎日泣いたし、勧誘されたときに無理にでも断っていればよかったと思っていた。家に仕送りする分の給料を貰えていなかったらすぐにやめていた」と語っている。
そんな苦しい状況でも心の支えとなってくれていたのは同じく芸能活動をしていた先輩のキューティー鈴木と自身のトレーナー役も務め、入団当初に付き人をしていたことから親しかった神取忍だったという。
1991年以降もプロレスラーと芸能人の二足草鞋で寝る魔も惜しんで働く日々が続いたが、10月に若手選手の大量退団があり、経営不振が再燃。芸能活動分の給料すらも支払われなくなり、家への仕送りが困難になってしまう。この状況でも変わらず芸能の仕事は続き、バイトする暇がなかった虎谷はそのことを神取に相談。虎谷の実家の状況を知る神取は団体の給料未払いに激怒し、同時期に起きた風間ルミの契約解除の件と共に「これ以上ここでプロレスなんてやってらんない」と仕事をボイコット。虎谷も神取と共にプロレス、芸能活動を共にボイコットを宣言し、一時的にジャパン女子から姿を消すことになる。
そこからジャパン女子の解散までは一度実家に戻り、そこでアルバイトをしながら実家にお金を入れるい生活をしていたという。
ジャパン女子解散後、「やっぱりプロレスは向いていなかった」と引退を決意していたが、そんな中で先輩の風間から新団体設立の知らせと所属への勧誘の連絡があった。当初は断ろうとも思ったが、新団体を設立する風間や神取に世話になっていたことや母親から「家のことは気にしなくていいから」と後押しがあったことで参加を決意。旗揚げに参加する。
1993年以降、団体対抗戦では神取に次ぐ次鋒として活躍。「疾風怒濤の格闘娘」の異名で人気を博す。同年11月には北斗晶との引退を賭けた死闘を繰り広げ、辛くも勝利を収める。
1994年、のちに生涯のライバルともいえる全日本女子プロレス所属の霧島雅美との戦いを繰り広げることになる。
2004年、プロレス引退を発表。
出演
ドラマ
「真田丸」石田三成(2011年4 - 6月、NHK)
「生きてるだけでなんくるないさ」中村信弘(2011年8月20日、日本テレビ/24時間テレビ)
「ドン★キホーテ」城田正孝(2011年7 - 9月、フジテレビ)*主演
「聖なる怪物たち」司馬健吾(2012年1 - 3月、テレビ朝日)*主演
「パパドル!」虎谷嵐(2012年4 - 9月、TBS)
「パパドル!特別編」虎谷嵐(2012年5月3日、TBS)
「最高の離婚」沢村透(2013年1 - 3月、フジテレビ)*主演
「ガラスの家」澁澤仁志(2013年9 - 10月、NHK)
「最高の離婚Special 2014」沢村透(2014年2月8日、フジテレビ)*主演
「ST 警視庁科学特捜班」(2014年4月10日、日本テレビ)*主演
「ST 赤と白の捜査ファイル」百合根友久(2014年7 - 9月、日本テレビ)*主演
「わが家」桜木一歩(2015年1月4日、TBS)*主演
「奇跡の動物園 旭山動物園物語2015〜命のバトン〜」中川新一(2015年4月10日、フジテレビ)
「そして、誰もいなくなった」 藤堂新一(2016年7 - 9月、日本テレビ)*主演
「獄門島」金田一耕助(2016年11月19日、NHK)*主演
「奪い愛、冬」奥川康太(2017年1 - 3月、テレビ朝日)
「白日の鴉」新田真人(2018年1月11日、テレビ朝日)*主演
「ハゲタカ」鷲津政彦(2018年7 - 9月、テレビ朝日)*主演
「トップナイフ -天才脳外科医の条件-」西郡琢磨(2020年1 - 3月、日本テレビ)
「白日の鴉2」新田真人(2020年5月10日、テレビ朝日)*主演
「華麗なる一族」万俵鉄平(2021年4 - 7月、WOWOW)
「ドラゴン桜 第2シリーズ」緒方英喜(2005年6月27日、TBS/最終話)
「世にも奇妙な物語'21秋の特別編 『ふっかつのじゅもん』」中岡賢一(2021年11月6日、フジテレビ)菅沼浩二
「ノンレムの窓 2022・秋」菅沼浩二(2022年10月9日、日本テレビ)菅沼浩二
「探偵ロマンス」平井太郎(2023年1 - 3月、NHK)*主演
映画
「十五才 学校IV」川島大介(2000年11月11日、松竹)*主演
「この胸いっぱいの愛を」布川輝良(2005年10月8日、東宝)
「劒岳 点の記」生田信(2009年6月20日、東映)
「THE LAST MESSAGE 海猿」服部拓也 (2010年9月18日、東宝)
「8UPPERS FEATURE MUSIC FILM」ライム(2010年10月11日)
「宇宙兄弟」南波日々人(2012年5月5日、東宝)*主演
「エイトレンジャー」神田輝/ホワイト(2012年7月28日、東宝)
「エイトレンジャー2」神田輝/ホワイト(2014年7月26日、東宝)
「映画 ST 赤と白の捜査ファイル」百合根友久( 2015年1月10日、東宝)*主演
「日本で一番悪い奴ら」諸星要一(2016年6月25日、東映)*主演
「死刑にいたる病」筧井雅也(2022年5月6日、クロックワークス)*主演
舞台
「魔界転生」天草四郎時貞(2006年9月、新橋演舞場)*主演
「DAZAI ある文豪の考察」(2018年11月、梅田芸術劇場他)*主演
「ヘンリー五世」ヘンリー五世(2019年2 - 3月、彩の国さいたま芸術劇場 他)*主演
「ジャック・ザ・リッパー」外科医ダニエル(2021年9 - 10月、日生劇場他)*主演
「The View UpStairs」ウェス(2022年2月、日本青年館ホール他)*主演
「SPY×FAMILY」ロイド・フォージャー(2023年3 - 5月、帝国劇場他)*主演
Top▲
