いつかきっと

「もう少しお尻を高く上げて、脚を開いて下さいませ」
「はっ、はい……」

ベッドの上で、ユキは裸で四つん這いとなり、尻をマリアンヌに突き出す格好となっている。

昼食を終え、今は客室のひとつを使って「性教育」の授業が行なわれている。
ユキはイゾルデの妻として、夫を満足させねばならない。精神的な支えになることは勿論のこと、性的な支えも必要だ。

裸で四つん這いになるまで、ユキはマリアンヌから服や下着を脱がされて、おっぱいを揉みしだかれたり手マンにクンニといった愛撫も受けており、もう既に2回イカされてくたくただ。

マリアンヌはエプロンとメイド服を脱ぎ捨てた下着姿で、ユキに負けず劣らずのプロポーションを晒している。
しっかり上を向いている男根を、マリアンヌはユキの尻や秘部に擦りつける。

「んやぁっ…! あっ、挿れないで……! マリアンヌ、さ……!」
「ご安心下さいませ。性交で子を成せるのは、王族の人間のみでございますから、今ここでわたくしがユキ様の中に精を放っても、ユキ様が懐妊なさることはございません」

しっかり説明をしながら、マリアンヌの口からは所々、色っぽい吐息が漏れ出した。
興奮気味に根元まで挿れると、マリアンヌはユキを抱え込み、やわらかくハリのある胸を揉む。

「っ、はあっ……、ユキ様の中、しっかり男根を締めつけて……とても、気持ちがいいですわ。気を抜くと、すぐに……出してしまいそう……」
「あっ、動いちゃ、やだ……!」
「ああ、まるで処女を犯しているかのよう……。イゾルデ様がユキ様に夢中になるのも無理はありませんわね。煽るのがとてもっ、お上手、でっ…!」
「ひあっ!? や、やだ……! 壊れちゃ…ッ!」

激しく突かれて拒絶しながらも、中はマリアンヌの男根を咥えて離そうとしない。

「こんなにわたくしの男根を、美味しそうに咥え込んでしゃぶりついて……。気持ちいいのですよね? ユキ様」
「ッ……」
「あんっ……中が締まりましたわよ? 昨晩はイゾルデ様のを咥えていたユキ様のおまんこが、今はわたくしのを咥えてると思うと……とても興奮致します」

……それから「性教育」は時間まで続いた。
マリアンヌは一度精を放った後、今夜のことを配慮して、ひたすらユキを焦らした。
乳首やクリトリスを刺激して、イく寸前でやめる。これを繰り返したのだ。


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夕食を済ませたイゾルデとユキは今、二人の部屋で紅茶を飲みながら、寝る前のひと時を過ごしている。

「それにしても、君は不思議な人だ」

どこがだろうと、真意が知りたくてユキが見つめると、イゾルデはクスッと笑って頭を撫でた。

「召喚された人は、いくら愛されても元の世界に帰して欲しいと毎日嘆くことがよく見られるが、ユキは帰せと喚かないし、逃げ出そうともしない。私を本気で拒んだり、敵意を向けることもない。だからといって、私を好いているわけでもないだろう」
「……来てしまった時点でもう、帰る術がないことくらいわかります。あなたは王族で、私に拒否する力はない。なら、夫婦として添い遂げるしかないです」

諦めたことを俯きながら伝えてから、ユキはイゾルデの手を、両手で包む。

「イゾルデさんを心から愛せるようになるまで頑張ります。夫婦になれて良かったって思える日が来るよう、イゾルデさんの愛を受け止めます」
「ユキ……」

あなたを愛したい、夫婦として添い遂げたいという、真剣で真っ直ぐな気持ち。
今はイゾルデからの一方通行な愛だとしても、ユキに断るつもりはないのだ。
イゾルデにとっては、それだけで充分だった。

「……ユキ、すまない。今夜も長くなると思う」
「っ……」

宣言通り、この晩は4回注ぎ込まれた。
しかし初夜と違ったのは、どんなに激しく突かれても、ユキは満たされたような心地良い感覚に包まれていたことだった。