大嫌い彼女
月を食べたあの子のこと
重ねて繋げば
その首筋に春が咲く
わたしとの10年、あの子との10秒
あの夜に失くしたまま大人になって
幸せぶってはにかむくせに
幼い愛し方だ、なんて
言われたくない本当のこと
大嫌い彼女
永遠を越える夏
あなたの特別じゃないわたし
傷つけるのさえ花の言葉で
ひとりぼっちじゃ泣けないうさぎ
あまりにもありふれて拙い
それでも
恋とか愛とかそれだけがわたしたち
いいこのふりなんかやめちゃえばよかった
ふたりの楽園の跡地で
暇潰しの恋なのに、綺麗に泣けるなんてずるいよ
君のまぼろしはいつだってやさしい
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