登場人物・設定
・クリニックMOとは
都内某所にそびえ立つとても大きなビルに入っている特殊な診療所の名前。
医療行為をするわけではなく、女性を癒すためだけの施設。
外来受付時間は毎週平日夕方4時から大体夜の12時くらいまで。
日祝は休診日。土曜日は隔週で休診。

定休日はあるけれど、事務員以外はシフト制であり、受付、黒服は定休日以外も休日をもらえる。
ただし医師(ここでは女性に指名をもらい直に触れ合う仕事をする男性のこと)の休日はその限りではない。
患者から希望があれば外来受付時間外、休診日でも対応するときがある。(料金は5割上乗せ)
その逆で、週に1回しか診察をしてくれないときもある。

毎日昼に「朝礼」、夜中12時過ぎ業務終了時に「終礼」を行う。
連絡事項や注意事項を全体で確認する大事な場になっている。

事務員はカレンダーどおりの勤務形態で、朝9時に出勤、夕方5時退勤が定時。昼の「朝礼」にのみ参加している。
たまに黒服業務が忙しい時に手伝ってくれることも…。


・医師
患者に指名をもらい直に触れ合う仕事をする男性。
原則は患者の注文どうりに従って治療にあたる。

・黒服
医師のサポートをする男性。
厨房に入りフードメニューを調理したりお酒を用意したりする。
患者を診察室に連れて行くのも仕事。終了のお時間をお知らせして会計をするのも黒服の仕事。

・受付(伊智子はこれ)
外来の患者の対応をする。迅速丁寧な対応が求められる。

・事務員
クリニックの大事な部分を管理する部署。
お金の管理にはとてもきびしい。


登場人物

・伊智子
 18で両親を亡くし天涯孤独になってしまった少女。
 団地を追い出され路頭に迷っていた頃、空腹に負けて倒れたのがビルの目の前だったことから拾われて雇ってもらった。
 痩せ型で小柄。黒髪ショートカットで化粧っけがなく一見少年っぽい。
 そのため、社内では女性と紹介・認識されているが、客からは男性ということでとおっている。
 一応メインの業務は「受付」だが、割かしなんでもやらされる。
 

・豊臣秀吉
 クリニックMOの社長。ビルもこの人の持ち主。

・ねね
 社長婦人。料理が得意。

・石田三成
 黒服。伊智子曰く世界一性格が悪い男。クリニックMOオープンスタッフの一人。過去に医師から黒服へ異動している。

・福島正則
 黒服。伊智子のことは素直で可愛いと思っている。クリニックMOオープンスタッフの一人。最近スマブラにはまっている。

・加藤清正
 医師。家族が一番大事。クリニックMOオープンスタッフの一人。この間行ったバッセンで歴代最高記録をたたき出す。

・凌統
 医師。どうせ経費で落ちるからとよく無駄遣いをする

・陸遜
 事務員のアルバイト。大学4年生。朱然と同じ大学に通っている。無駄遣いをする医師には容赦がない。
 授業の関係でたまに昼から出勤するが、そうでない日は休日を除きほぼ毎日いる。

・甘寧
 黒服。女の趣味は28歳以上で身体はギュッと詰まった感じの眼鏡のよく似合う女。

・呂蒙
 事務員。パソコンが苦手のアナログ人間。

・毛利元就
 事務員。一番年上。おじいちゃん。

・竹中半兵衛
 事務員。見た目で判断することが嫌いで、年齢を聞くのは地雷。

・伊達政宗
 医師。伊智子の幼馴染。
 中学に進学する頃、東京から東北に引っ越しているが、色々あって高校卒業後に東京に戻っている。
 伊智子とはギクシャクしていたが、とある出来事をきっかけに仲直りする。
 伊智子のことは妹のような存在、何よりも大切な家族と思っている。

・片倉小十郎
 黒服。兼政宗専属のアシスタント。
 政宗が入学した東北の中学校に1学先輩として在籍していた。
 その頃からずっと関係が続いており、これからもそばにいる予定。

・森蘭丸
 受付のアルバイト。織田高校の三年生。学校成績は良く、仕事ぶりもドがつくまじめ。
 アルバイトの日は4時に出勤して、夕飯を食べた後9時に退勤する。
 織田高校の理事にとてもあこがれているらしい。ゆくゆくは右腕となりたいと相談したところ、このクリニックのアルバイトを進められたそうだ。織田高校はアルバイト禁止なので理事とその周辺の人物以外には秘密にしている。(でもバレても多分理事がもみけす)

・郭嘉
 医師。たまに客が病む。会社の健康診断では毎年肝臓の数値で引っかかっている。(気をつける予定はないらしい)

・李典
 黒服のアルバイト。大学生。たまにサボる。

・楽進
 黒服のアルバイト。大学生。武道の習い事をたくさんしている

・朱然
 医師。大学4年生。陸遜と同じ大学。とても明るい性格。歯に衣着せぬ物言いが目立つ

・姜維
 医師。

・真田信之
 医師。幸村の兄。

・真田幸村
 黒服。三成、兼続と仲が良い。
 同クリニックで医師として働く信之は実の兄。

・直江兼続
 医師。幸村、三成と仲が良いらしく、よく話す間柄。
 医師のアルバイトをしてる上杉兄弟の親「謙信公」には学生時代とても世話になったらしく、酒が入ると謙信公の武勇伝を語ってくれる。
 そのこともあり息子である景勝と景虎には「様」付けで呼んでいる。特に景勝に対しては世話を焼きすぎる部分がある。

・上杉景虎
 医師のアルバイト。大学4年生。生まれは関東だが、事情があり東北の上杉家の養子になった。
 クリニックにほど近いマンションに景勝と一緒に住んでいる。
 今風の若いファッションモデルのような容姿をしている。
 毎晩景勝と呑み比べをしているが大体負けて、酔いつぶれている。

・上杉景勝。
 医師のアルバイト。大学3年生。
 見た目とは裏腹にとても優しく、口数が少ないがいつも相手を気遣っている。
 実家は東北の有名な酒蔵。樽を軽く空にする義父と母を見てきたので、酒にはめっぽう強い。
 景勝と話しているとたまに兼続が割り込んでくる。

・鐘会
 医師。人気急上昇中の若手。だが客層はものすごく病んだ女性が多い。ただいま「伊」「呂」限定で受付中。

・張苞
 医師のアルバイト。大学生2年生。関興と同い年で、仲が良い。
 ぼんやりとしている関興の世話をあれこれと焼いているらしい。
 超美人な妹がいる。

・于禁
 黒服。規律には誰より厳しいことで有名。

・夏候覇
 黒服。伊智子と入社時期がそれほど変わらないので、お互い呼び捨てで友達のように接する。
 なにごともよく頑張るので上司には一目置かれている。
 張り切りすぎてミスをしてしまうのが玉に瑕。

・趙雲
 黒服。とても仕事のできる優しい先輩。しかし怒ると鬼と化す。
 いつも飴を持ち歩いていて、良い行いをした時にたまにくれる。昔、小さい子のお世話をしていたことがあり、その名残らしい。
 なぜか槍を持つと異常にサマになる。不審者が現れた際、見事な槍さばきで撃退するほどの実力。

・関平
 黒服のアルバイト。大学3年生。関興、関索の兄。
 真面目な性格で仕事ぶりも評判がいい。面倒見がよく、しょっちゅう関興の世話を焼いている。
 張苞の妹の話題になると人間の言葉がしゃべれなくなる。

・関興
 医師のアルバイト。大学2年生。関平の弟で、関索の兄。いつもぽややんとしている。
 張苞と仲が良い。張苞には「人気あるんだから、もっとシフト入れろ」と言われるが週2が限界らしい。
 成績は良いがかなりの不思議ちゃん。

・関索
 医師のアルバイト。大学1年生。関平、関興の弟。
 上品で優しい顔立ちと女性受けする言動が客に大ウケしている。花が好きで、客によくおみやげをもらっている。
 花束を抱えてやってくる客がいたら、100%関索を指名する。
 ある一人の若い女性客に特別な感情を抱かれているらしい。
 「女性を食事に誘うのに、『二十郎』は絶対にありえません」とキッパリ言い放っているところを数人に目撃されている。男同士なら問題ないらしい。

・徐庶
 医師。くしゃくしゃの黒髪と無精ひげが特徴。
 温和な性格で争いを好まないが、実は色々とやんちゃしていた過去があるらしい。
 大学時代、特に仲が良かった2人の友人と今でもたまに会っているらしい。
 仕事に疲れたときはジャンクなラーメンを食べに行く。たまに伊智子のことも誘ってくれる。

・小早川隆景
 医師。現役で大学を卒業してすぐの年齢。数年前からずっと三成にスカウトされていた。
 実家は広島にある。クリニックに就職する際上京した。
 本が大好きで、若干文字中毒のきらいがある。特にお気に入りは父・元就の執筆した本。文字数が桁外れに多いのがお気に入りらしい。
 正確は非常に温厚、言葉遣いも丁寧で対応されたお客様は全員が満足して帰っていく。新人だが実力派。


※随時追加・修正を行います
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