第1話:塔城小猫――白音のセレナーデ


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 買い物の為に修業をした後にユートは、小猫を連れて街の商店街へと繰り出している。

 小猫はプチデートな気分なのか、無表情に見えても少し愉しそうだ。

 今の小猫は無粋な高校の制服ではなく、ラフな動き易くそれでいて自分を魅力的に魅せる服装として少し露出が多い。

 少しでも自分を良く魅せたい相手が隣に居るのだ、このチャンスをみすみす逃す心算も無かった。

 そしてユートは気付いていなかったが、小猫だけは気付いた現在地……

「小猫? 顔が赤いけど、どうしたんだ?」

「いえ、その……」

 唯でさえ白い肌な小猫、血流で赤く染まった頬などすぐに判る。

 ゆっくりと指差した先には建物が在った。

 似た様な建物が辺りには結構な数が建っている。

 種類的にはホテルだが、その用途が単なる宿泊先ではないのは、パッと見ただけでもよく判る作りだ。

 所謂、閨事の専門ホテルというやつであり、二時間くらいの休憩から宿泊まで取り扱っていた。

 つまり、ラブホテルだ。

 ユートは識らないけど、原典で一誠と朱乃の二人がデート中に、バラキエルとオーディンに遭遇をしたのがここら辺である。

 ラブホテル――その用途は見た目に小学生と間違われそうな体躯の小猫とて、知らない筈もなかった。

 好きになった男の子と、手を繋ぎながらラブホテルの側、ドキドキと心の臓が早鐘を打ってじんわり繋いだ手が汗ばみ、しかも思わず立ち止まってしまう。

 これではまるで入りたいとおねだりしてるに等しい行為で、それに気が付いた小猫は羞恥心から潤んだ瞳でユートを見上げた。

 それは見る男を勘違いさせかねない行為だったが、当の小猫にそんな心算などある筈もない。

 そう、それは上目遣いで瞳を潤ませながら誘っている様なもの。

「入りたいのか?」

 ラブホテルに気付いたらしいユートが訊ねる。

 ギュッと繋いだ手に力が入ったのは仕方がない。

 然しながらこれは一番のチャンスではないか? とも思う小猫。

 まさか自分からラブホテルに行きたいなどと言える訳も無いし、だからといって普段から会える場所では雰囲気的に無理。

 小猫は別にユートの家に住んでいる訳では無くて、グレモリー眷属として改築された一誠の家に原典通り住んでいた。

 原典との差違は小猫本人の気持ちであろう。

「入りたいです……と答えたら入るんですか?」

「無理だな」

 ビクッ! 肩が震える。

「や、やっぱりユウ先輩はちっちゃい私では興奮しませんか?」

 痛いくらいにギューッと手を握り締め、涙を浮かべながら問い詰めてきた。

「勘違いをするな。僕的には体格とか胸とかの大きさに拘りは無い。まあ、一人しか選べないならそれなりに拘ったろうがな」

 沢山の女の子を侍らしているユートが、体格で相手を選んだりはしない。

 某・ダンジョンでハーレムを目指す少年の冒険譚のガマガエルの親分みたいな奴なら願い下げだったが、基本的に可愛かったり綺麗だったりする女の子なら、多少のちみっちゃさは気にならなかった。

「ならどうして……無理なんですか?」

 縋る様な瞳。

 ヤる事が目的のホテルの前だからか、どうやら小猫がプチ発情をしたらしい。

 女の臭いが強くなった。

「小さいから」

「泣きますよ?」

 拘りが無いと言った舌の根も乾かぬ内に、ホテルへ入れない理由が小さいからではそりゃ泣きたくなる。

「落ち着け。小さいから抱けないとかじゃない」

 そもそもユートは性癖にロリコンは無いが、小さな娘を抱けない処か寧ろそこはウェルカムだ。

 所謂、合法ロリは好きだったから。

 実際、ユートはエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルの封印を完全解除をした後に決闘をして、勝利をもぎ取り約束通りに自分のモノとしているのだが、彼女は肉体的には吸血鬼になった年齢――十歳児。

 そんなエヴァンジェリンをユートは問題無く抱いた訳で、似た体格の小猫にも問題がある筈もない。

 ユートは大きいなら大きい愉しみ方を、小さいなら小さいななりの愉しみ方で女の子を抱くのだから。

(いつの間にか小猫の好感度がMAX大変身?)

 嫌われていないし好かれているのは気付いてたが、流石にラブホテルの前まで来ていたとはいえ、入りたがるまでに高まっていたとは思わなかった。

「じゃあ、小さいからって何ですか?」

「よく考えろ! 小猫って身長は幾つだ?」

「? 一三八センチです」

「君は高校生、数えで既に一六歳な訳だけど見た目は小学生で通じる」

「くっ!」

「そんな小猫とラブホは……無理だろう?」

「それは……」

 唯でさえ未成年であり、高校生であるからには彼氏彼女の付き合いはプラトニックに、清い交際をというのは至極当然の話だろう、これに小学生疑惑が付いてはラブホなど、ユートとて入るに入れないのだ。

 端から視たなら小学生をラブホに拉致る犯罪者。

 実際は冤罪だが果たしてそんなケチが付いていて、愉しくセ○クスに勤しむのは可能だろうか?

「……前にユウ先輩が教えてくれましたよね」

「うん?」

「小学生の魔法少女が格闘技を習っている物語」

「ああ、教えたな」

「リーチの短さを魔法によって解消する。私もそれを考えてみたんです」

 【魔法少女リリカルなのはViVid】の主人公である高町ヴィヴィオが使う魔法――大人モードの事だ。

 身体強化魔法に変身魔法を組み込んだ特殊術式で、十歳に過ぎないヴィヴィオが高校生くらいに変化する魔法である。

 他にもハイディ・アインハルト・ストラトス・イングヴァルト、リオ・ウェズリーが使った術式は違えど大人モード――名前は違う――になれた。

「つまり、大人モードになれる……と?」

「私は……今すぐユウ先輩に抱いて欲しいです。本当の大人には時間を掛けてなりますが、ユウ先輩に……大人の女に……して欲しい……です」

 小猫に自然界の氣が集まっていき、それを制御した小猫は仙術を扱うに適した姿へと変わっていく。

 猫耳に尻尾に、姉である黒歌張りの胸部装甲という姿は確かに大人っぽい。

 少なくとも変身前より。

「これが【白音モード】。ユウ先輩に言われて仙術を扱える様に修業しました」

 原典では黒歌から教えを受けていたが、この世界線では人工神器内の猫又の魂に教授されている。

 小さな身体ではどうしても火力不足ではあったが、【白音モード】体得により肉体的にも仙術師としても大幅なパワーアップ。

 まあ、時間制限はあるから無理は出来ないが……

「確かにそれで服装を今風にすれば充分だね」

 まさか、戦闘に用いるであろう小猫の新技の筈が、何と自分の快楽の為に初出させるとは?

 塔城小猫は本気だった。

 こんな性急なのは実は、これ以外にも理由がある。

 レイヴェル・フェニックスの存在だ。

 小猫から見ても可愛らしくて貴族らしい佇まいに、驕りとは別次元の誇りを持っており、それが正に彼女をキラキラと輝かせていて魅力を引き出している。

 最近はその資質を嘗てのユートの仲間、華琳により見出だされて益々それらが顕著になり、戦闘能力まで得てしまってからは修業にも参加する様になった。

 女の子としての魅力が、更に引き出されたのだ。

 ユートもレイヴェルへと可成り構い、最近では現在ではグレモリー眷属で躍起になっている必殺技の開発など、愉しそうにしているのを見てしまう。

 出逢いは小猫の方が早かったし、ユートへの想いも負けていない心算だけど、この侭だと先を越されてしまう恐怖があった。

 小柄とはいえ小猫と比べて二〇センチは高い身長、そして何より胸は八五センチと巨乳と呼べる領域で、小猫が危機感を募らせるのも無理は無い。

 超が付く巨乳や爆乳とかでないが、実際に彼女は揺れるだけの……挟める≠セけのサイズが在る。

 真っ平らな平原というか絶壁な自分とは違う。

 姉の黒歌がアレだから、将来的にはレイヴェルを越せると思うが、必要となるのは今現在なのだ。

 ユーキや那古人も小猫と然して変わらないのだが、それでも二人は普通に抱かれているらしいのだから、大きさに拘らないという話は本当だろうけど、やはり小猫としては不安である。
 折角の大人モードだし、ユートも意を決する。

「なら入ろうか」

「っ! はい!」

 長らく望んだ関係強化、小猫の表情がパッと明るくなった。

 服装を今風に。

 ちょっと顔立ちに幼さが残っているものの、身長とおっぱいの大きさから充分に大学生で通じる。

「これがラブホテル……」

 御休憩で中に入った部屋を見回す小猫。

「さ、そろそろシャワーを浴びようか。それとも汗の臭いを充満させた侭で抱かれたい? 僕はそれでも構わないんだが」

「あ、浴びます!」

 慌ててバスルームに向かう小猫とそれに付いていくユート、二人がバスルームに入った時点で吃驚している小猫。

「ユウ先輩?」

「一緒に入るよ。別々だと時間が勿体無いからね」

「は、はい……」

 恥ずかしそうに俯くが、それでも小猫は頷いた。

「あ、初めては本当の小猫を愛でたいから、白音モードは解除してくれるか」

「え、はい」

 モード解除で再び小さくなった小猫は、絶壁でこそないが慎ましやかな胸を恥ずかしそうに隠す。

 シャワーを浴びる中で、ユートは肉棒の先の亀頭を小猫の背中に押し当てた。

 ビクッと肩を震わせるのが愉しいユートは、小猫の後ろ手に肉棒を半ばから握らせてやる。

「おっきい……です……」

 小さな小猫の掌では掴み切れない太さ、ちょっと動かした程度では計れない程の長さに驚愕。

 こんなのが本当に入るのか疑問が沸く。

 シャワーも済み、ユートはバスタオルで拭くのすらもどかしいと謂わんばかりにベッドへ直行をすると、ソッと小猫をベッドの上に座らせてやる。

「今更だけど、小猫の全部を見せてくれるかな?」

「は、はい……どうぞ……全部を見て下さい……私の全部をユウ先輩に見て欲しいです……」

「股、開いて」

「どうぞ……」

 言われるが侭にM字開脚をして魅せる小猫。

 未だに肉に隠れて筋しか見えないが、パイパンだから健気に隠している部位は丸見えとなる。

 湿り気と湯気、熱気にて雪の様な白い肌が軽く桃色に色付いていた。

 今の小猫は単純な見た目には確かに小学生程度で、ユートの転生先の双子の兄が十歳頃と変わらぬ身長。

 だけど今現在は妙に色気が漂い淫靡ですらある。

 視ているだけでも肉棒がムクムクと勃起していた。

 先頃に舐められて勃起はしていたのだが、運ぶ最中に少し萎えていたから具合良くなったと云える。

「は、恥ずかしいです」

「そう?」

 隠そうとはしてないが、顔を軽く逸らして頬を朱に染める小猫。

「み、見られるのは嫌じゃないですけど……やっぱり私の躰はちっこいですから……背丈もおっぱいもお尻も御股のあ、穴も……」

「でも、程良く鍛えられてて触り心地は悪くないよ」

「ひゃん!?」

 頬に手を触れられて変な声を上げてしまう。

「んっ……」

 そしてキス。

 因みに、うがいはしているから先程の軽いフェラの後でも問題は無い。

 クチュリ。

「んん〜っ!」

 ディープキスで舌を入れてあのザラ付きを愉しむ。

 唇を離して架かる唾液の橋は、一定の距離を空けたら中央から途切れた。

 その侭、首筋に舌を這わせていき……徐々に下へ下へと這わせる位置を変え、遂にはまだ六七センチという未成熟なおっぱいにまで辿り着く。

「あ、おっぱいがちっちゃくってごめんなさい」

 何故か謝る小猫。

「別に構わないんだが? 言ったよね、僕は大きさに拘りとか無いんだよって。大きけりゃ大きいなりに、ちっぱいはちっぱいで愉しめるんだから」

「そうでしょうか?」

「今も愉しんでるよ」

 仄かな脹らみが在るか無いかの小さなおっぱいを、ユートは摘まむ様に無理に引き出し、そしてその先っぽの小さな果実を舌で貪る様な舐め始める。

「ひゃぁぁぁっ!?」

 挟むとかは無理だけど、小さなおっぱいは感度が良いから反応も敏感であり、舐めて転がして全部を口の中に頬張って舐め尽くす。

 大きいと流石にそんな事は出来ないから、こればかりはちっぱい万歳である。

 えっちぃ感覚の所為だろうか? 小猫の御股の中から液体が滲み出す。

 愛液というやつだ。

 トロトロと潤い始めて、それは即ち潤滑油を出したから挿入して……という、女の子の肢体のメッセージでもあった。

 ユートはもっと出そうとおっぱいを舐めつつ、指を秘裂の部分……オマンコを線に沿って撫でる。

「あ、あんっ!」

 スリスリと膣口を撫でてやるとヌルッとした液体が指に絡み、滑りが良くなって更に撫でる速度を上げてやった。

「ん、あ……あん、あん……これぇ、気持ち良い!」

 目を閉じてされるが侭、ユートの舌も指も受け止めて嬌声を上げた。

「ここも、こうして」

「ひうっ!」

 女の子の体外で一番となる性感帯とは、やはり秘裂の上に覗く小さな御豆……クリトリスであろう。

 そこを摘ままれて大きな悲鳴を上げてしまった。

 更に潤うオマンコ。

 ユートは速度を落とさずクリトリスと膣口を擦り、潤った膣内に中指を少しだけ潜り込ませる。

「は、ぁぁっ!」

 今まで誰も入った事の無い膣内だったが、ユートの中指が第一関節まで沈み、クチュクチュと水音を響かせながら処女膜まで到達、未だに子宮口を守っている膜を撫でてやる。

「はぁぁぁっ! それは、ダメ……破れちゃうからぁ……指で破らないで!」

 一誠から取り上げて後、ゼノヴィアやイリナを含む仲間内でプレイしたエロゲがあるが、あれのえっちぃシーンで主人公がヒロインの膣に指を突っ込み、それで処女膜を破って血が流れるというのが在ったのだ。

 ユートの指も悪くない、だけど初めてはオチンチンで破って欲しい。

「大丈夫。小猫の初めてはこっちでちゃんと貰うよ」

 ユートが自分のぺニスを握り、軽く振って上下させて見せ付けてやる。

 そしてユートは舌で秘裂の上、クリトリスの部分を舐め始めた。

「嗚呼……ひあああっ!

 強い快感に酔い痴れて、赤い顔でその様子を見つめる小猫は、両頬を自分の手で覆いながら声を出す。

 クチュリクチュリ。

 舌が膣内に潜り込んで、奥に奥に……そして処女膜を舌で舐め上げた。

「いうううっ!」

 変な感覚。

 それに何だか頭が先程からボーッとして、何も考えられなくなっている。

 お腹から何かが競り上がる様で真っ白だった。

「あ、あ、あああっ!」

 その瞬間を迎える刹那、グチュリ……と一際に大きな水音を響かせる。

 ミチィッ!

「!?」

 ナニかを引き裂く感覚、それがお腹から感じられて痛みが脳を刺激……

「ああああああああああああああああああっっ!」

 直後に痛みを越える快感により小猫は絶叫した。

 文字通り真っ白な脳内、快感に塗り潰されて痛みも今は感じない。

「処女喪失と同時にイク、そんな気分はどうだい?」

 イク直前に挿入して一気に処女膜を貫き、子宮口をも貫く勢いでユートの巨大なぺニスが、小猫の内部を蹂躙していた。

 その処女喪失に感じる筈だった痛みは、イッた際に脳内に分泌された脳内麻薬により緩和され、快感の中の痺れに変わっている。

 茫然自失となった小猫、ユートは未だに挿入した侭だったし、絶頂で意識が飛んだ小猫を正常位で押し倒して腰を振り始めた。

「あ、あ、あ……」

 軽めの酩酊感から我に返った小猫、ユートのぺニスによって貫かれる度に快感の波が襲う。

「挿入れただけでイっちゃったから、僕はまだイってないんだよ。小猫の膣内を感じさせて貰うよ」

「は、はい……ユウ先輩のオチンチン、私の胎内で気持ち良くなって欲しいですから、動いて下さい」

 ズッチュズッチュズッチュズッチュズッチュズッチュズッチュズッチュズッチュズッチュズッチュ!

 普段のクールガールとは程遠い蕩けた表情となり、ぺニスを突き刺された状態で言われると萌える。

 結果、ユートは腰を強く振って最初の一発目を放つべく抱き締めた。

「くっ、普段から足腰を鍛えてるだけあって……しかも小さくて狭いからか? 締め付けが凄いな」
 一四〇センチにも届かない小猫なだけに、一八〇センチを越えるユートにとってはスッポリと包み込めるくらいで、正常位からそれをヤるとユートに隠されて小猫は見えなくなる。

「ん〜〜っっ!」

 唇を奪って舌を捩じ込み絡ませ、吸い尽くすかの如くキスをしながら腰を振るから、快感と熱いナニかに中られた小猫も脚でユートの腰をホールド。

 更に腰に力を籠めて締まりを良くした。

 ギュッと突然の締まり、小猫の膣内の襞がユートのぺニスに絡み付き、ヌットリと包み込んでしまう。

「うっ、くっ!」

 余りの良さに腰を思い切り押し込み、ユートの肉棒が小猫の子宮口を抉じ開けて亀頭がズッポリと入り込んだ挙げ句、肉棒部分まで半ば入り込んで子宮の奥壁へ鈴口の部位が叩き快感が弥増し、更なる締まり具合の良さに欲望を解放した。

 ビュルルッ!

「あ、ああああああああああああああああああああああああああああああっ!」

 ユートの熱い欲望の塊が放たれたと同時に、小猫の膣内も強く痙攣をしながら彼女に絶頂を与える。

 ビュルビュルッ!

 信じられないくらい大量の精液が放たれ、小猫の奥深く子宮の壁に叩き付けられていき、その感覚がダイレクトに伝わってきた。

 ドピュッ! ドピュッ!

 未だに収まらない侭に、ユートのぺニスの鈴口から放たれる精液。

 だけど萌え上がっているユートの性欲は正に無限、無限の龍神オーフィスも驚くだろう。

 射精が終わった瞬間に、小猫をコロンと引っくり返したら、後背位――謂わばバックから抜かずに二発目と腰を振り始めた。

「え、待って下さい先輩。私……イったばかりで敏感なんです!」

「僕もイったばかりだよ」

「でも、あ、ん……ダメ、こんな……ひあっ!」

 会話の間にも腰を振り、小猫は敏感になった胎内を蹂躙される。

 精液と愛液が破瓜の血と混じり合い、それが滑りをよくしていて狭い膣内が程好くユートの肉棒を圧迫、膣に生えた襞が優しく包み込んで刺激してきた。

 お互いに敏感な部分が、絶頂を迎えて更に敏感となっているから、気持ち良さも人一倍に感じられる。

 グッチュグッチュグッチュグッチュグッチュ……

 小猫にとって性感帯と云える部位を刺激した。

「ニャァアアアッ!?」

 快感に股間を弛緩させた瞬間、ジョワァァァァッと小猫の尿道からオシッコが弧を描きながら、ベッドのシーツに撒き散らされる。

「イヤァァァッ! 恥ずかしいですユウ先輩ぃ!」

 粗相をして真っ赤になる小猫、だけどユートは興奮してしまい更に肉棒の部分を肥大化させ、亀頭の部分もググッと大きくなった。

「きゃうっ!?」

 それが更に性感帯を刺激して、小猫は身体をガクガクと痙攣させる。

 四つん這いにする通常の後背位から、小猫の両手首を掴んで胸から上はベッドに伏せた状態にし、ユートは更に腰のグラインドを早めてやった。

「カヒューカヒューッ!」

 半ば吐き出す様に息をしつつ、涙を零しながら涎を口元から溢れさす。

 もう自分がナニをヤっているのかすら解らないと、レイプ目でされるが侭となっていた。

 グチュリグチュグチュ、グチュリグチュグチュ……

「もう半ば意識が無いか、それなら最後の一押しだ」

 グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ……ズリュッッ!

「っっっっっ!?」

 ドビューッドビューッドビューッドビューッ!

 衰えを知らない射精に、小猫の意識は戻った瞬間の二発の絶頂を遥かに越えた絶頂で、グルンと白目を剥いて完全に意識を喪う。

 気持ちが良いとかそんなものを破壊するかの如く、正しく暴力にも似た快感は慣れない小猫には過ぎた。

 ゴロンと仰向けに気絶した小猫からぺニスを引き抜くと……

 ビュゥゥゥゥッ!

 まるで何時間も我慢した膀胱からオシッコを垂れ流したかの如く、膣口からは未だに白い精液が勢いよく飛んだ。

「よく頑張ったね小猫……否さ、白音」

 目を閉じさせて呟くと、愛しそうにキスをする。

「白音モードでもヤりたかったんだけど、今回は諦めるしかないかな?」

 小猫の黒歌張りのおっぱいで、ぺニスを挟んで扱くパイズリも愉しみたかったユートだが、こうなっては自重をするしかない。

 再びお姫様抱っこして、バスルームに入ると二人でシャワーを浴び、全身を汚す汗を流してしまう。

 勿論、小猫の膣内から垂れ流される精液もだ。

 子宮に溜まった精液は、小猫を運ぶ真っ最中にも止まらず流れ、床も精液によりすっかり汚れている。

 きっと掃除が大変だと、苦笑いをしながら服を着替えたユートは、小猫の服も着替えさせて起きるのを待つ事にした。

 下手に今の状態でホテルを出たら小猫の見た目的に案件モノだし、それでなくとも高校生なのだから世間的にアウトなのだから。

 白音モードで大人を演出して貰わねばならない。

 一時間後、漸く目覚めた小猫に白音モードに成って貰い、暗くなった街中へと二人は消えるのだった。


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