今日のグリーン



私の恋人、グリーンの話をします。
短いグリーン夢だと思ってご覧ください。
きままに更新。
08/09

◎女性の一人暮らしのお供

ご近所のOLさんのアパートに空き巣が入ったらしい。幸いOLさんの家で留守番してたマリルリ(Lv.87)によりその場でお縄となったらしいけど、一人暮らしの女性の家を狙ったようだ。私も一人暮らしなので、そうは見えないように防犯グッズを揃えてみた。それが男性物の靴や傘、下着なんかも入っているカモフラージュ品一式だったんだけど。

「なんか最近お前の家に男の影を感じんだけど…?」

しまった、先にグリーンに話つけておくべきだった。怒りで声が震えてらっしゃる!

08/07

◎ライバルのサガ

「ちょっとこれ着てくんねぇ?」
「え?なにこれ?…ロケット団の制服…?」
「うん、着て」
「なんで」
「それを着せると合法的に脱がせられると聞いて」
「なにその新手のイメクラ…」
「いいから着ろよ、何だったらオレが着せてやるから」
「着ないよバカ!ちょっ、こっち来ないで!目がマジで怖いっ!!」
「そんなかっこう やめちまえ!」
「早いわ!!やめ、ホントに脱がすな!」



シルバー「ヘックシュ!」
ヒビキ「シルバーくん、風邪?」
シルバー「いや、そんなはずは…」
※参照:ラジオ塔脱衣事件

08/07

◎ムカつくほど笑顔

グリーンはお化け屋敷は大の苦手ですが、ピジョットを猛スピードで乗り回すような奴なので絶叫マシンは大好きです。過去に何度も連れて来られた遊園地では、アトラクション途中にある記念写真用のカメラがどこに設置されているかも完全に把握しており、ジェットコースターの直下降地点だろうが派手な水飛沫がその身に降りかかろうが、写真の中は超笑顔でピースなんてしてるグリーン。…に比べて、

「え、ちょ、お前マジヤバいwww 髪逆立ってるし白目むいてるしどこの妖怪だよwwwww」

マシンを降りて撮影された写真を確認すると私の写り具合をグリーンに大爆笑された。うるせぇお前はいつも逆立った髪型してんだろが。こちとらお前程絶叫マシン得意じゃないのに毎回毎回付き合わされてんだよ。

08/07

◎噛み癖封印中につき

「あのさ、グリーン」
「んー?」
「よほど問題ない限り、キスマークが原因で死ぬことはないから噛んだり吸ったりしてもいいよ?」
「無理!絶対危険じゃないって言い切れないだろ?!」
「そんなこと気にしてたら何もできなくなると思うけど…」
「え、何お前 実はキスマークつけられたい派?」
「違うよ!強く噛めないからってひたすら甘噛みされるこっちの身にもなってよ!凄くこそばゆいの!!ひたすらかみかみされてビーフジャーキーか私は!!!」

08/06

◎進化前の可愛さといったら。

グリーンのいるトキワジムに行ったら、なぜかグリーンのポケモン6匹(ピジョット、ウインディ、ギャラドス、カイリキー、フーディン、ドサイドン)が進化前の姿になっていた。

「あ、コレか?それがさっきポケセン行って預けたらシステムのバグとかでレベルはそのままにみんな進化前の姿になっちまったんだよ。困っちまうよな〜、これじゃジムリーダー様の威厳が落ちちまうぜ!まぁ一時的なものらしいから心配してねぇけどな!」

とか何とか言って、サイホーンに寄り掛かりながら座ってポッポを頭に乗せて、ケーシィを抱っこしながらガーディを撫でて、胡座をかいた自分の足にワンリキーを座らせてコイキングを丁重に水槽の中に保護しているその顔はまさに「デレデレ」。困った様子は少しも見られない。

久しぶりに進化前のかわいい姿に触れ合えて嬉しかったんだね…

08/06

◎参照:アローラレッド

「ハァ…」
「グリーンどうしたの?露骨に溜息ついて。何か悩み事?」
「おー…結構前から悩まされてる…」
「そうなの?何の事か聞いてもいい?」
「あぁ…

レッドって何であんなに私服ダサいんだろ…」

「…あぁ…」

未だに悩んであげてたんだ、偉いねグリーンは。私もう諦めてたのに。

08/05

◎口封じがなくなったレッド

レッドが唐突に話してきた。

「付き合ったら治ると思ってたらそんなことなかったね」
「なにが?」
「グリーンが寝てるキミにキスするの」
「えっ まだやってたの?!」
「最近では寝てるキミが起きないうちに色々してるみたいだから、睡姦に走る前に止めた方がいいよ」
「?!! あの、とりあえずグリーンは殴るとして、なんでレッドがそんなこと知ってるの…?!」
「キミが草原で寝てると高確率でしてるんだもん。外で寝る時は注意しないと」
「ああああのグリーンヤロォオオオオオ!!!」

外で眠くなると「眠いのか?見張ってるから安心して寝てていいぜ」とか言ってくれてたけど、一番の不安材料はグリーンだったことが発覚。もう外でうたた寝できない。

08/04

◎※極稀ですが本当です

付き合いたての頃、グリーンは噛み癖があるのかよく私も色んなところを噛まれたり強く吸われたりして歯型やキスマークを残されたものですが。

「グリーン、最近私のこと噛んだりしなくなったね。噛み癖治ったの?」
「…あぁ…お前を死なせたくないから封印することにしたんだよ…」
「? どゆこと?」
「キスマークの正式名称は【吸引性皮下出血】、要するに血管が破裂して内出血を起こしている状態だ…それが治る際に出る血栓が原因で脳梗塞とか心筋梗塞になって死亡した例が実際あんだよ…!オレはお前に死んでほしくない…!」
「そ、そうなの…」

大人になった、てことで締めておこう。

「けどたまに無性に噛みたい」
「噛みたいんだ…」

08/04

◎もはやただの親バカ合戦

「絶対にルカリオ!」
「絶対にピジョット!!」

私達が言い争っていたらヒビキくんとコトネちゃんを引き連れたレッドが現れた。

「どうせくだらない理由だろうけど何喧嘩してるの?」
「ポケモン界で一番イケメンなのはどのポケモンかって、どう考えてもピジョットだろ!!」
「違いますぅ!確かにピジョットもイケメンだけど、一般的に考えるとルカリオですー!!ホラ、皆もそう思うよね?!」

「は?そんなのリザードンに決まってるじゃん」
「いえっ バクフーンが最高にかっこいいです!!」
「可愛い要素もあるメガニウムが優勝ってコトネ!」

飛び火するだけして収拾がつかなくなったのでこの話題は白紙に戻しました。

08/03

◎すぐ触発される

グリーンと部屋で映画鑑賞中。ラブストーリーだったのでHシーンが避けて通れなかった。

俳優さん達って一体どこまでホントにやってるんだろ…なんて思いながら見ていると、隣から視線を感じ、横を向くとパチリと合う目。グリーンの喉が大きく上下したのがわかった。あぁ、またこのパターンか。

「なあに?触発されちゃった?」
「…あぁ。オレ達もしようぜ?」

返事を待たずに重ねられた唇。やっぱり今回も最後まで鑑賞する事は諦めなきゃいけないらしい。

ラブストーリーをちゃんと見たい時は映画館に行くべきだなぁと天井を背景にしたグリーンを見上げながら思う事、数知れず。

08/03

◎大人気ない

近所の小さい男の子に「お姉ちゃんおっぱいどれくらい?」と訊かれ胸を触られたのはびっくりしたけど、それよりもグリーンがすかさず男の子の脳天にげんこつをお見舞いし

「オレ専用だ。触んな」

って言い放ったのには更にびっくりしました。男の子泣いちゃったし、グリーン専用になった覚えもないので後でシメようと思います。全く大人気ないんだから!

08/03

◎もふもふ!

私はもふもふしたものが好きなので、よくグリーンのウインディやピジョットももふもふさせてもらっている。が、グリーンはそれが面白くないみたいだ。

ある日、グリーンの家へ行ったら。すごくもふもふした素材の部屋着を着ていたので、目が釘付けになっていると。

「ホラ、もふっていいんだぜ?」

とか言いながら両手を広げてきたので遠慮なくもふもふしました。

それ以来その部屋着着用率の高さといったら…

08/02

◎同情を禁じ得ない

待ち合わせの場所に、顔中リップ跡だらけで衣服がやや乱れた半泣きのグリーンが現れた!

「ど、どうしたの!?」
「ルージュラにやられた…!」
「野生の?!」
「いや、バトル相手の…」
「バトル相手の?!」

ボールから出るなりこちらのポケモンには目もくれず、真っ直ぐグリーンに向かって来たとのこと。なにそれ怖い…

とりあえず「面食いのルージュラだったんだよ…」とフォローしておいた。

08/01

◎おじいちゃん子でもある模様

各地方の有名なポケモン研究者の載った雑誌を見ていて思う。

「カロスのプラターヌ博士にアローラのククイ博士…最近の若手博士ってかっこいい人多いなぁ」
「…まぁ、かっこいいのは認める」
「グリーンは実際お世話になったもんね」
「…何、お前ああいうのが好みな訳」

おっと。唐突に拗ねモードに突入しました。面白くなさそうに唇を尖らせてる。

「好み…かどうかは置いといて、一番かっこいいと思うのはやっぱりオーキド博士だけどね!」

それを聞いたグリーンは一瞬で拗ねモードが解除されたらしい。

「フッ、喜べよ!お前の彼氏はそのオーキド博士の孫だぜ!」

すごく誇らしげに言ってきた。
昔はオーキド博士の存在がちょっとしたコンプレックスみたいだったけど、今は違うんだね。成長したなぁ。

08/01

◎早朝の来客

グリーンと一緒に起きて、先にシャワーを借りて、上がった今は髪を乾かしている。グリーンは入れ違いでシャワーへ行った。来客を告げるベルが鳴ったけど、出ようにも今の私の格好はパジャマ代わりのキャミソールにショートパンツと心許ないし、その辺にあったグリーンの上着を引っ掛けてから玄関の戸を開ける。と そこには。

固まっているヒビキくん。(あれ、デジャブ…)私の格好を見て何かを察したのかみるみる顔が赤く染まっていく。極め付けに、

「おーヒビキじゃん。こんな時間に珍しいな」

私の後ろから上半身裸で髪を拭きながら登場したグリーンについにいたたまれなくなったのか「しっ失礼しましたッ!!!」と回れ右で駆け出したヒビキくん。が、すぐにグローブをはめた腕に捕獲された。

「ちょっと。ヒビキの情操教育に悪いことしないでよ」
「あ、おはようレッド」
「おはよう。朝食たかりに来たよ」

レッドが朝から来るのは珍しくないけど、今回はヒビキくんも巻き込んだらしい。賑やかな朝食になりそうだ。

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