unluckygirl

とにかく昔から、私の周りにはおかしな…変わった奴等が多かった。なんでこんなにいるんだってくらい。例えば、やたら五月蝿い奴、横暴な奴、子どもと奥さん馬鹿な奴、ちっさい家庭教師。もう一番最後の奴なんてなんだ。ちっさい癖にヒットマンだとかまあ、アルコバレーノと知った時には頭打ちつけた。おかけで人生の九割くるった。お前らのせいだこの野郎。返せ私の人生。とにかくまあ、私の周りは可笑しな面で賑やかだった。嬉しくない。全ッ然嬉しくない。寧ろ最悪だ。
そんなこんなで、私が家系の事を知ったのは六歳。もうこの頃には、周りには敵なし。いや、ちっさい家庭教師は無理だった。あのちび強い。流石、元最強のヒットマンだ…。とにかくまあ、そのちび除いては敵なしだったのだ。合気道覚えてしまえば後は、遠距離の事考えればいいだけだ。ってな訳で、家系の事を知った私は兎に角そういう事から逃げる為に頭をフル回転させた。
で、学生という身分を手に入れた。と、言っても何も変わらなかったのだが。ああ、私はなんたついてないんだろうか。
まあ、これは家系から逃げたいが為の私のダラダラな日々を綴るようなものである。

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