雄英高ヒーロー科のカリキュラム。午前は必修科目で英語などの普通の授業である。
昼は大食堂で一流の料理を安価で頂ける。

「白米に落ち着くよね、最終的に！」

大好きなオムライスを口に入れると一流の名にふさわしい、ご飯の味付け、ソースのうまみ、なんといっても卵のふわふわ具合に舌鼓どころかほっぺが落ちてしまったんじゃないかと心配するほどの美味しさである。
一緒にご飯を食べに来た梅雨ちゃんと三奈ちゃんもそれぞれ頼んだ料理をおいしそうに食べていた。

そして午後の授業。まちにまったヒーロー基礎学である。

「わーたーしーがー…普通にドアから来たーー！！！」

教室内がざわざわとする。銀時代のコスチュームを纏うオールマイトを生で見ることができわたしもテンションがあがる。（画風が違いすぎて鳥肌立つ…！）
オーマイトが担当するヒーロー基礎学。ヒーローとしての素地を学ぶため、様々な訓練を行い、単位数も最も多い科目である。

「今日の授業はこれ、戦闘訓練！！！」

入学前に提出した個性届と要望に沿って誂えたコスチューム


ロッカールームでの着替えをすまし、指定された場所へと向かう。

「恰好から入るってのも大切なことだぜ少年少女。自覚するのだ。今日から自分はヒーローなんだと！！いいじゃなか皆。かっこいいぜ。さぁ始めようか、有精卵共！！！」