01 はじめに( あゆみさんの情報など )




・峯岡 あゆみ ( 21 )

身長157cm Cカップ スタイルよし容姿よし。しかし本人には普通でいたいという強い願いがありそのスタイルや容姿を隠すような服装をよくする。
性格は明るく男女共に心地よい距離で接するため人気が高く、大学内で憧れのマドンナ的存在であるが本人は気付いていないご様子。
鎖骨まで伸びた栗色の猫毛に、髪色と同じ栗色の瞳を持つ。その瞳には特別な能力が宿る(本編内にて登場)。
峯岡探偵事務所の一人娘。事務所に来客があった際にはお茶を出したり書類のコピーをしたりと手伝いをすることもある。
家から一番近い黒涼(こくりょう)大学に通っている大学3年生。なにか夢があるという訳でもなく、将来は家業の探偵事務所を継ぐんだろう、と呑気に考えている。


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・黒涼(こくりょう)大学

まだ創設されて新しく「社会で己の役割に尽力出来る人材を育成する」という校標を掲げている。
壁や床は白と木目で統一されており、清潔感あふれる雰囲気から夢のキャンパスライフを思い描き、入学希望を出す者も多い。
学部が未だ心理学部とスポーツ科しか存在しないため生徒数は少なく、各学年100人程度。
大学といえど規律を重んじているため毎週水曜日には各教室にて朝礼が行われる。
女子生徒は膝少し上丈のタイトスカートに白シャツ ジャケット、男子生徒はスーツに黒涼高校を彷彿とさせる青と黒のネクタイでの登校が規定づけられている。
サークル活動はあまり盛んではないが、バスケットボールサークルは創立初年にして全国大会優勝の強さを誇り、今では大学のウリとなっている。放課後体育館の横を通ると部員たちの鍛錬に勤しむ声と嗚咽混じりの泣き言が聞こえてくるとか。


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・Six Ridicule ( しっくす りでぃきゅーる )

赤髪のスピネル 緑髪のペリドット 紫髪のアメシスト 青髪のインディゴ 黄髪のシトリン 水色髪のシャドー の6人から構成される悪党団。
彼らは常に舞踏会で着用するような仮面をつけており、誰も彼らの素顔を見たことがない。そのため世間からそれぞれの髪色や性質を模した名が付けられた。
また Ridcule と謳われるようにこちらを嘲笑うかのような明媚な振る舞いで犯行に及ぶため、彼らの犯行に心を奪われた女性たちも現れファンクラブを設立し警察や探偵側からは怪訝な表情をされている。
主な悪事は強盗であり、美術館の絵や宝石を狙う。メンバーの何人かは夜な夜な女性と淫らな行為を行っているようだが、被害者の女性からは1件も被害届は出されていない。
日本中の警察や探偵がこの6人を血眼にして追っているが捕まえる可能性すら感じさせないほど、美しく人々を惑わす。



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※この作品には性描写が含まれることがあります。18歳以上の方は観覧は自己責任でお願いします。



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Ridicule
(こちらを嘲笑うかのような美しい作動)
(瞬きさえもしてはいけない緊張感)
(彼らの目にただただ普通の彼女が写ったそのとき)
(このストーリーは始まる)