「あれ。レンくん、またそのジュース飲んでいるんですね。美味しいですか?」
「はい。皆さん、まずいとおっしゃるんですけど…」

『初恋ジュース』とかかれた缶を不思議そうに見つめるレンとしらたま。
しらたまもピッと自販機の初恋ジュースの場所を押した。

「私も挑戦してみます」
「美味しいですよ!」

缶を空け、口をつけるしらたまを不安そうに見つめたレン。
しらたまは1口飲んだ後、キョトンと首を傾げました。

「美味しい…かな? うん、まずい訳ではないと思います。
 飲めなくはありませんよ」
「………そういえばしらたまさん、極度の味音痴でしたっけ」
「えっ? それ、何処情報ですか?」
「内緒です」


(初恋ジュース)

コウタくん、初恋ジュース飲みます?

殺す気か!

死にはしませんよ!

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