“ポートガス・D・エース公開処刑決定!”
全部の島にこの話題を掲載したニュースクーがばら撒かれた。
もちろん、白ひげや赤髪、などの四皇の船にも行き渡った。白ひげの息子達はエースの処刑に激怒し海軍本部があるマリージョアへ向い船を走らせた。だが、白ひげよりも怒らせては絶対にならない人物を、海軍は怒らせてしまった。
それは、エースの実の姉で、唯一ロジャーの名、“D”の意思を継いだ、ゴール・D・みなみだ。
彼女の力は、世界最強で最恐の悪魔の実、ミズミズの実だ。別名、女神の実。
悪魔の実が自ら、主を決めるという変わった実だ。
一見、他の悪魔の実と変わらないが、特別な力がその悪魔の実にはある。
他の者が食べた悪魔の実の力を、無くしてしまい食べる前の悪魔の実の形に戻すことが出来る。
その実を食べたみなみは世界から、いや海軍から特に恐れられている。
そのみなみを海軍は怒らせてしまったのだ。
今まで、新世界の春島で隠居生活をしてたみなみは、この新聞を知った途端出航の準備を素早く済まし、仲間を連れ海軍本部へと船を向わせた。
『待ってろ、エース。お前だけは必ず私の手で助けてみせる。』
みなみは、広い海のど真ん中でエースを思いながら小さく呟いた。
「…ねぇちゃん、死ぬ前に一度会いたかった…。」
エースも監獄の中で、今にも消えそうな声で呟いた。
それは同じ監獄内に居るジンベイの耳にも入っては来なかった。
エースを助けようと、弟であるルフィ、親父兄弟である白ひげ海賊団
そして実の姉である、ゴール・D・みなみが動き出した。
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