はろー


進路




海軍本部のある島。

マリンフォードには主に海兵たちの暮らす大きな町がある。

現在住人達には避難勧告が出ており、

避難先にのシャボンディ諸島からモニターによって

人々は公開処刑の様子を見守っていた。


各所より集まった記者やカメラマンもまた、ここから世界へ情報をいち早く伝えるべく身構えていた


「おい!見ろ!!エースが出てきたぞ!!」


海軍から出される監視船は出航の度に撃沈され、

“白ひげ”の目撃情報も皆無、マリンフォードに走る緊張は高まるばかりで


せまる処刑までとうとう、3時間を切ってやった。



「緊張を解くな!何が起こってもあと3時間!そこで全てが終わる!!」


世界各地より召集された名のある海兵たち、総勢約10万人の精鋭がにじり寄る決戦の刻を待っている



三日月形の湾頭及び、島全体を50隻の軍艦が取り囲み湾岸には無数の重砲が立ち並ぶ

港から見える軍隊のその最前列に構えるのは戦局の鍵を握る5名の曲者達、

海賊“王下七武海”そして広場の最後尾に高くそびえる処刑台には、

事件の中心人物“白ひげ海賊団”二番隊隊長ポートガス・D・エースが運命の刻を待つ

だが、きっとこの緊張感は白ひげが来ることを予測した緊張感だけではない。

海軍がもっとも恐れているであろう、エースの実の姉、

ゴール・D・みなみが来るのを予測しての緊張感であろう。

エースの処刑を決定するにも海軍上層部は頭を痛めてた。

みなみを怒らせる覚悟で海軍はエースの公開処刑を決意したのだ。

今考え得る限りの正義の力がエースの奪還をなんとか阻止するため

“白ひげ海賊団”と“ブラック・ウルフ海賊団”を待ち構える

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