匿名希望様へお返事。
小説への感想有難うございます。
あれこれ考えながら書いた作品なので
読んで頂けてとても嬉しいです。
僕自身、全性愛者というもので、
性別とかに囚われず、好きになった人が
好きって考えの人間です。
人が人を好きになるのに、性別とかなんて
関係ないと思っています。
ですが、皆が皆そうではなく現実では、
僕の様な人間は、異性愛者の方にとって
"異物"でしかなく、心ない言葉を
投げかけられる事がざらにあります。
理解ある人も中にはいますが、そうじゃない方の口から
気持ち悪いだとか聞く度に内心悲しく思っています。
そういった心ない言葉を聞いたりしていると
次第に自分は可笑しいんだろうか、とか
悩むようになりました。
今となっては周りにどう思われようと言わようと
性別だとかに囚われない価値観の自分は嫌いでは無いので、言いたい人には言わせておけばいいって思ってますが(それでも心ない言葉を耳にする度、悲しくはなりますけどね)
悩んでいた過去の自分と同じ様に
今この瞬間も、悩んでる方がいると思うんです。
そういった人達に向けて
人が人を好きになるのは、悪い事ではないし
貴方は、貴方だよって伝えたくて
この作品を書きました。
そんな思いを込めて書いた作品ですので
読んで頂けただけでなく、長文での感想も頂けて
本当に嬉しかったです。
少しでも誰かに届くように、これからも
創作活動を続けていければなと思います。
有難うございました。
↓ 頂いた感想文
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最近、小説を書き始めたものですが、
このような小説は、はじめて読みましたので
考えさせられました。
と、同時に、
どのような反応を示せばよいのかとも思いました。
私はおそらく、世間一般でいうところの
異性愛者ではありません。
少なくとも1つ言えるのは
男性の方と結ばれたいとは
思えないのです。
それを認識したのは、20を過ぎてからのことでした。
私は、他の多くの同年代の若者と同じように、
アニメやゲームなどに興じていた日本にいる
ひとりの若者でしたが、同じような趣味を持つ
彼らや彼女らのほとんどは男性もしくは、
女性の異性愛者です。
それを自覚した私は、彼ら、彼女らの世界から
切り離されたように感じました。
日本のアニメ、ゲームのみならず、
メディアといったものは
私のような人間を亡き者にしているとすら感じました。
ひとりの人間を愛するのに
なぜ、性別を問われなくてはならないのか
とも感じました。
けれども今日はこの小説を見つけることができました。
最初は少し戸惑いましたが、読むことができて嬉しく思います。
最後にひとつ、
どうか、創作活動を続けてください。
他の誰か、あなたの素晴らしい作品を
読んでもらえることを、祈っております。
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