ぐっすり寝ていたが、朝何かのでかい音と声で目が覚めた。
人の睡眠を邪魔して?!なんなの?!
「うるさーい!!!!何?!」
思わず部屋から飛び出すと廊下に軍人が列をなしていた。
軍人たちが一斉に私を見るので少し怯む。
誰も何も言わないので逆に怖い。
「なんなの?!マジでうるさいんだけど朝早すぎない?老人なの?健康なの?なんなの?」
「勅使河原っ!」
「つっきー!いたの!言ってよ〜」
「いいから、部屋戻ってろ。後で説明するから」
「助かる〜」
つっきーがどこかからやってきて私を部屋に押し戻した。
それが終わるとまたでかい声で点呼が始まった。
滅茶苦茶軍隊だ…こわ…
もう一度布団に入るとそのうち声が止まった。
やっと終わった…
もうひと眠りするか、と思ったが扉をノックする音に瞼が上がる。
「勅使河原、寝てるか」
「…寝てるよー」
「よし起きてるな。起きろ!」
「鬼!」
布団を剥がされたので仕方なしにベッドから降りた。
つっきーの隣につるみちゅとは違う人がいた。
「貴様が鶴見中尉に気に入られている未来女だな」
「誰?ってか未来女ってネーミングセンスなさすぎ」
「なんか分からんが馬鹿にしたな?!ないしにこけ来た?!」
「うるさいなぁ、好きでここに来たわけじゃないし知らないよ」
「口答えすっな!生意気なおなごだ…!」
「はいはい二人ともお静かに」
何だこいつ…初対面ですでにムカつく!
つっきーからこいつが鯉登少尉だと教えてもらった。
階級のことはよくわからないけど、つっきーの上司らしい。
有り得ない…
「勅使河原、預かっている私物を見たのだが。お前英語が出来るのか」
「まあそこそこ…」
「こちらの鯉登さんに教えてやってくれ」
「えー!やだやだ!絶対嫌!」
「そうか…もし引き受けてくれるならお望みの品をとりあえず一つ至急で取り寄せてくれるそうだが残念だ…」
「やらせてください」
「では今日の夜から頼んだ」
そう言うとつっきーはこいとを引き連れて部屋を出ていった。
こいとがでかい声で叫んでた。
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