何度も何度も想像した。
希の裸を
希の普段見せない、夜の顔を
どんな声で喘ぐのかな
どんな顔で感じるのかな
想像すればするほど、酷く惨めで虚しくて苦しくてたまらなかった。
「希…、気持ちい?」
「んっ、すぐるぅ…」
「お腹側のとこ好き?さっきから私のちんこきゅうきゅう締め付けて離さないよ?」
「やっ…そこっ、やだのっ…」
「いや?本当に?」
「あっ…ん、いぃっ…きもちぃっ…!」
希の裸を初めて見て、自分でも呆れてしまうほどめちゃくちゃ興奮した。想像よりもずっと綺麗で色っぽくて、その時点でちんこが痛いくらい勃起して、希が躊躇なく私のを咥えるのを眺めながら悟にもこうやってフェラするのかな、なんて思って嫉妬してしまう自分にまた呆れ果てた。
希の胸も、脇も、お腹も、アソコも、私の唾液でぐちょぐちょになるくらい執拗に舐め回して、希は挿れるまでに3回イって、私のを挿れてからまたすぐイった。…感度良すぎじゃない?
「すぐるっ…すぐる、」
「ん、なあに?希」
「ちゅーしてっ…」
「ん、いいよ」
希の半開きの口に自分の舌を入れて絡め合いながら希の良いところを突いていると、希の目尻からぽろぽろと涙が零れ落ちる。
「んっ、ん〜…っ!」
「はっ、またイっちゃったの?」
「ん、イっちゃった…」
「ふふ。私のちんこそんなに気持ちい?」
「気持ちい…頭おかしくなる…」
瞳に涙の膜を張りながらとろんとした顔で私を見上げる希に死ぬほど欲情する。
今、この瞬間、希は悟じゃなくて私だけを見ている。
この時だけは、この瞬間だけは、希は私だけのモノだ。
「やっ…すぐ、はげしっ…!」
「希っ…はっ…希、」
「んっ…ぁ、傑、大丈夫、大丈夫だからっ…」
ハッとして目を見開くと、希は私の頬を両手で挟んで、そして、ふわりと泣きそうな顔で微笑んだ。
「すぐる」
「……」
「大好きよ、すぐる。大好き」
ぐっと目頭が熱くなって、ぽたぽたと涙が零れ落ちる。指でどれだけ拭ってもどんどん溢れてきて、希の顔を濡らしていく。
「希のことが大事なんだ」
「うん」
「誰よりも、なによりも」
「うん」
「こんな風に、傷付けたくなかった」
誰よりも、なによりも
大切で、守りたい子なんだ。
自分でも馬鹿だと思うけど、きっと、
私は最初から希に惹かれていたんだと思う。
「泣かないで、傑。傑が悲しいと、私も悲しいの」
「…っ」
「ねえ、すぐる」
「…なんだい?」
「他に何も考えられなくなるくらい、私を傑でいっぱいにして?」
酷い煽り文句だと思った。恋慕を抱いている相手にこんなことを言われて、はたして平然としていられる男なんてこの世にいるのだろうか?
「あっあっ…すぐっすぐるぅ…っ」
「私のことしか考えれなくなるくらい抱き潰してやるから、覚悟してね?」
ギリッと背中に爪を立てられて、その痕が一生消えないで欲しいと本気で願う私は、なんて愚かで滑稽なんだろう。
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