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「熱心にどうしたの、あからさまなゼクシイなんか読んで」
「職場じゃなきゃ読めないのー。外で立ち読みしたら写真とられそうだし、家で読んだらバレるし」

こいつがコンビニでゼクシイを買うのも相当面白いけどな、なんて思ったりもするのだが、あまりにも真剣に読んでるもんだからからかうにからかえない。

もう長いような気もしていたが、付き合ってようやく1年だという。なんだか意外すぎて拍子抜けだ。

「結婚すんの」

「じゃなきゃこんなん買わないでしょ」

「伊織ちゃんは?」

「まだする気はそんなにないんじゃないかなあ。読めなさすぎて」

「子供がほしいとかは」

「今すぐってわけじゃないけど、そりゃあいつかはとは思ってるけどさあ」

「まあ、まだこっちからすると子供産むとかより仕事して欲しいって気持ちもあるしね」

「そうなんだよね」

あ〜っそれが問題なんだよなあ、と頭を抱え出す江口に思わず苦笑い。
本当に昔から伊織ちゃんのことになると面白いリアクションをしてくれる。

「女の子って難しいなあ」

「でもやっぱこれみてると伊織に可愛いドレス着てほしい。。ウエディングドレス着てほしい。。」

「たしかにこれは伊織ちゃんに似合いそうね」

「でしょ〜」

「まあ、ウエディングドレス決める前にちゃんと指輪買ってプロポーズしろよ」

「それが!本当に!大変なんだって!」