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「瑞希ちゃんてほんっとに交友関係広いんだね」
「どしたの急に」
「この前廣瀬くんと仕事したときに瑞希ちゃんの話で盛り上がった」

野菜ジュースのパックをぺこぺこ膨らませながら台本に目を通してる瑞希ちゃんは興味なさそうに、そういえば廣瀬くん西山くんのこと面白い人だったっていってたよ、と付け加えた。


「江口さんヤキモチ妬かないの?」
「どうだろう」
「絶対妬いてるよ」
「向こうも散々飲み会いってるよ」
「知ってる?最近江口さん二次会行かずに帰ること多くなったんだよ〜」
「 知ってるよ」
「あの飲み会マンが!愛されてるね〜」


昨日だってヨシキが「深夜に呼び出しても来てくれなくなった」なんてぼやいていた。江口さんは明らかに瑞希ちゃんにゾッコン。二次会パスっていった江口さんに「嫁が待ってますもんね!」と野次が飛べば、いつだってにやけた顔でうるせえ!っていうんだ。
それもそうか。ようやくモノにしたんだもん。




「そうだね」


曖昧に眉を下げられた。
どうしたの、なんて聞けなかった。