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「最近どう?」

目の前に座った香菜さんがにっこりと笑う。なにが、とは言わせないよ〜と先手を打たれる。

「 順調?というか」
「そっかそっか。一緒に住みはじめたんだもんね」
「一応」

少し頬を緩めれば、香菜さんは嬉しそうに微笑んでくれた。

「でも、それで縛りつけてたら、嫌だな、とはおもいます、時々」



「一緒に住もう」
お正月。初詣にいった帰り、参道の屋台で買った焼き鳥を頬張るわたしに江口さんはそう言った。
「ムード全然ないですね」
「今無性に一緒に住みたいと思った」
「衝動?」
「でも、ずっと考えてたんだよ」
「今ももう、一緒に住んでるみたいなものですもんね」
「そうそう。だから、それがずっと続いて欲しいって」




「瑞希ちゃんのかんじみてると、同棲5年目とかの風格は感じるなあ」
「そ、そうですか」
「もっとワガママ言っていいんだよ、って、これは江口くんが言わなきゃいけないんだろうけど」

香菜さんはサラダに箸をつけながら楽しそうにわたしを見た。