§(小説A)名前変換画面§
赤枠のフォームは、
#formStart#などの独自タグを使って作成した「小説Aの名前変換フォーム」です。
次の
青枠のフォームは、「総合トップの名前変換フォーム」です。
「<form action="/サイトID/novel/(総合)小説番号/" method="post" >…」と、htmlを手打ちしています。
小説Aの名前変換フォーム
総合トップの名前変換フォーム<form action="/サイトID/novel/(総合)小説番号/" method="post">
総合の名前変換(共通のナマエ[1])<br>
<input type="text" name="DreamID[1]" value="#(小説A)名前変換1#"><br>
<br>
<input type="submit" name="dream_name_clear" value="NO"> <input type="submit" name="dream_name_set" value="OK"></form>
小説Aの名前変換結果
#(小説A)名前変換1#→小説Aの名前変換1(default:小説Aの名前変換1)
どう違うか
戻り先
「小説A」「総合トップ」どちらの小説機能も、【変換後の戻り先】は『指定したURL』→“./”(カレントディレクトリ)に設定した状態です。
それを前提に、変換を実行してみてください。2つのフォームで、戻り先が異なっています。
小説Aフォームで変換を実行すると、「小説A」の表紙画面に戻ります。
総合フォームで変換を実行すると、「総合トップ」の表紙画面に戻ります。
総合フォームで変換した場合、どうしても総合トップページに戻らざるを得ません。
「総合の【戻り先】を小説Aにしたら?」
無論、よろしくありません。
理由は二点。最重要の理由は後述しますが、まず一つ。
もしも総合トップ小説機能の【戻り先】を小説Aの表紙などにした場合、読者はこんな事態に遭遇することになります。
「読者:『小説Bを読みたいぞ』→総合トップのフォームで名前変換を実行した→読者:『え、なんで小説Aに飛ばされたの?』」そう、名前変換フォームをどこに設置しようと、【戻り先】は一つしか設定できない――つまり、総合トップ用の名前変換フォームは、たとえ「小説A」「小説B」「総合トップページ」どこに置いたとしても“指定したURL”にしか戻れない。
もしも総合の戻り先を「小説Aのページ」などにしたら、総合名前変換フォームを使った人皆(小説Aを読む気が無い人まで)「小説Aのページ」に強制移動させてしまうのです……。
まあこれもあるんですが最大の理由は↓です。
変換されるナマエ
小説Aフォームで変換されるのは、《小説Aのナマエ》です。
総合フォームで変換されるのは、《総合トップのナマエ(=共通のナマエ)》です。
総合フォームで変換した時点では、まだ《小説Aのナマエ》は変換が実行されていません。
読者の動きは、
(1)「小説A」内の総合フォームで名前変換実行
(「総合トップ」にて、《共通のナマエ》が設定される)
↓
(2)「総合トップ」に戻る
↓
(3)「総合トップ」から「小説A」へアクセス
(《共通のナマエ》が、“隠し小説Aフォーム”によって送信される)
(※このときに「小説A」の名前変換が実行される)
となります。
はい。繰り返しになりますが
「総合トップ→小説A」という順にアクセスしないと、小説Aに《共通のナマエ》が設定されません。
なので、総合フォームで名前変換したら必ず総合トップページに戻らせ、それから個別小説にアクセスしてもらわないと
そもそも一括変換モドキができません。
一応、「小説Aに総合名前変換フォームを置く」意義がないわけではありません。
総合名前変換フォームは《共通のナマエ》を設定することに使っています。
小説Aを読むためのナマエをこの時点で《共通のナマエ》に送信しておけば、読者が小説A以外の小説機能へ移動したとき、(総合トップページから期待通りアクセスしてくれさえすれば)他の小説でも《共通のナマエ》が反映された状態で読み始めることができます。
(a)個別小説独自の名前変換フォームを普通に設置するか、
「“一括”変換だから、名前変換したいときはトップページに戻って、また個別小説を選ばなくちゃいけないのか。ま、そういうもんだよね」と思って貰えるのを期待して
(b)個別小説内に置くフォームも「総合トップの名前変換フォーム」にしておくか、
その辺りはサイトの構造や考え方次第かな、という気がします。
自分なら(a)にしますが……。(a)だと個別小説内で名前変換したとき《共通のナマエ》に反映されないという欠点はありますが、一応
回避策らしいものもあるので、(b)よりマシだと思ってます。
……あと正直、キャッシュ削除だとかでどうせ名前変換の設定はすぐ消える場合が多いので、総合名前変換フォームに《共通のナマエ》を都度送信する意義、そんなにあるかなぁ……とか思います。
キャッシュが消えないうちに「小説A読んだ→トップ戻った→小説B読んだ→トップ戻った→小説C読んだ」……と一気読みすること、……あるにはありますが……、そんな毎日ありますか……?(私はないです……素敵サイトさんを発見した当日くらいです……)
「名前変換場所を『総合名前変換フォーム』に絞る意義」は、そのくらいアクティブに複数の小説を読み漁るときくらいにしかないような気がします。(もしこういう動きをするなら、総合トップに戻って別の小説にアクセスする度《共通のナマエ》が行き先の個別小説に反映されるため、個別内で変換するより最初から《共通のナマエ》を設定してしまった方が早い)
キャッシュの保存期間はその人の設定・使用ブラウザそれぞれなので、一概には言えませんが。