◎受付嬢とイケメン
「やぁ、おはよう。」
その人はニコリと人受けしそうな笑顔でカウンターに頬杖をついた。でた。私の平和を乱す使者が!
「そんなあからさまに顔をしかめないでくれないか。」
「ではすぐさま私の前からいなくなっていただけませんかね。」
「今の受付嬢は笑顔で挨拶もできないのか?」
「あなたに振りまく笑顔はありません。さっさと仕事に行ったらどうですか。」
ある日を境に絡んでくるようになったこの男。名前は知らないし知る必要もない。こんな男無視してさっさと仕事しよ。
「まぁ俺の名前はまたいずれ。じゃあな苗字。」
ポンと頭を叩いて去って行く。気安く触るんじゃない!!しかも何故私の名前を知っている?!
「名前ちゃんあのイケメンと知り合いなの?!」
「知り合いじゃないですなんか最近よく絡んでくる迷惑な他人です。」
「え、原因分かんないの?」
「ある日突然絡んでくるようになりました。」
原因不明だからよけいに怖い。
なんなんだよあいつ!!
(警察が変人とか、世も末だな)
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