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メアドを交換した後、あたしは風子と別れて家に帰った。

紹介する男がもしあたしとメールしたいなら、先にメールをするように風子が言っておいてくれるらしい。

気が利くとこもあるじゃないの。



一体どんなやつを紹介してくれるんだろう…。

胸を躍らせながら待っていた。

いつも過ごしているとおりに夜ご飯を食べて、だるい宿題をやる。
来ないなーと待ちぼうけているうちに既に夜10時を回っていた。


ダメだったのかなー……。

風子からもどうなったかのメールすら来ないし。



どんどん温くなってきているお湯に浸かりながら、あたしは肩を落とした。

お風呂から上がって、携帯を見てみる。


携帯画面には待ち受けにしている大好きなアイドルグループのジョニーズの画面しか映っていなかった。



紹介…失敗だったのかな……。


まあそんなものよね…。
なにもかも上手くいくはずない。

やっぱり、合コンにでも参加して出会いを見つけてくしかないかー…。



諦めていたその時…



―…ピロリーン!

この音はメールが着た時の音……!!


あたしはドキドキしながら急いで携帯をパカッと開いた。



『新着メール  2件』



うわああああ!ヤバイ!!ドキドキする……!!


でも2件……?






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