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あたしはあいつを駅に呼び出すことにした。
それは斐を紹介してくれた小神風子。
急な誘いでも来れるなんてよっぽど暇なのかしら。

ともかくあたしのことをからかって不良だった斐を紹介してくれたわけ…?

もしそうだったとしたらイライラする。
あたしは風子に何も親切なことなんてしたことないから、そんなことをされてもおかしくはないんだけど…。

やっぱりあいつは性格が悪いやつなのね…!
だから先輩にも目をつけられるんだっての。


この前風子と会った場所で、腕を組んで少し待っているとそのあいつがやってきた。


……1人の男を連れて。


「有果さーん!お待たせしました。
斐くんのことで話ってなんですか?」

場違いなことをしてくる風子にさらに腹が立つ。


「ちょっと!!なに付録まで連れてきてんのよ!っつか誰!?
いらねーっつーの!彼氏自慢なんて!!
独り身のあたしにリア充アピールすんな!!」

あたしの罵声に驚いている風子の後ろには、風子と同じ東高の制服を着た黒髪の男が隠れるように立っていた。
どうやらあたしにビビッているらしい。

「いや…彼氏じゃないです。
でも斐くんとは中学の頃からの仲の良い友達で詳しいと思ったから連れてきました!」


「ふーん。…それならいいわ」


なんか付録の方は「彼氏じゃない」って風子に言われた瞬間、ガッカリしてるように見えたけど…。

気を取り直してあたしは風子にまた質問をぶつけた。




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