降り止まぬ雨に全てを流して
序章
とても美しい満月浮かぶ夜の日の事だった。
呪術や呪物が交差する世界に、一人の謎に包まれた不思議な少女が迷いこんだ。
あの時代から随分と明るくなった東京都。
すっかりと変わってしまった町並みの風景を一通り眺めた後、少女は一人静かに、闇の中へ溶け込んでいった。此処に一人の少女が迷い込んだ。沢山の重い悲しみと後悔を背負って生きて来た少女は、こ此れから先、沢山の縁を結ぶ事になる。
カラカラと廻り始めた運命の歯車は留まる事を知らない。
少女と彼等を引き合わせるまでは。
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