平和に行きましょう。


 あれが求めているのは単純明快だ。己のマスターたる沙良の魔力供給である。
 だが、鬼舞辻という外的要因により魔力回路パスが狂った。回路からの供給が断たれれば、魔力は直接マスターより貰う他ない。そして、直接貰うということは。
 そこまで考えて背筋が凍る。性能だけで見ればあのアサシンは全サーヴァントの中でも屈指の実力者だ。正面切っての戦いで勝つなど出来るはずがない。
「いやほんとね、あの人より強い奴とか鬼でも存在しないね。だって気配遮断がもう人間っていうか生き物としてやっていいレベル超えてんだもん。牽制の一撃が致命傷になるレベルだもんやってられっかよ…」


「テメェを追ってくるあの鬼について知ってること全部吐け」
「一撃必殺の戦闘バカ。拳法の達人。極めすぎて自然と一体化するとかいう離れ業やりやがる。……あぁ、1日に殺すのは1人って決めてるな」



































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