平和に行きましょう。

やべえ


 そうだ、養子縁組しよう。
 どこぞの有名な観光文句のような台詞でクロウリーは思い付いた。もちろん養子にするのはオンボロ寮にいる学園唯一の女子生徒。いやぁ娘が欲しかったんですよねぇと嫁もいない男がルンルンと役所から必要書類を纏めようと手続きしようとする姿は控えめに言って相当やばい。やばいが学園長室にクロウリーを止めるような人物など居なかった。


 
 ここ最近、妙な視線と気配には一応気が付いていた。休み時間や放課後、主にグリムもいない1人の時間に決まって背後を見つめる熱があった。
 勘弁して欲しい。ただでさえ最近学園長から妙な宗教勧誘じみた誘いを受けていて相談しにくいというのに。正直今の学園長に相談すると、弱みに漬け込まれてあれよあれよと言う間に流されてしまいかねない。






































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