平和に行きましょう。

おうち


 沙良にとって自宅は魔術工房と同義である。自宅といっても見た目は廃れた雑居ビルであるし、工房といっても魔術師の研究成果や罠だらけの要塞ではない。無論中身はリフォームしているし、見た目で侮れば結構痛い目に遭うのは請負いだ。
 基本的に節操のない魔術使いとして研究者なぞ柄じゃないにも程があるが、しかしただの女子高生の部屋では有り得ない品々──例えば心臓や魔術髄液──を隠匿する為には必要不可欠だったりするのだ。万が一にでもあれらを他人に見られでもすれば、神秘の秘匿として、倫理に反するあれやそれやをする他ない。まぁ、その時はその時だ。それに魔術工房といっても、掛けてあるのは記憶を曇らせるアレに「既に用事を済ませた」と記憶をすり替えて、ぶぶ漬けを叩きつけるが如く追い払う位だ。魍魎やキメラは管理が面倒であるし、そもこの家の場合は、最強・・の同居人がいる。
「先生、ただいま」
 外と玄関を繋ぐ半地下の階段を降りて、声を掛けても返事はない。想定内だ。同居人は外に出ることもあるが、その時は口酸っぱく施錠を頼んでいる。鍵が掛かっていないのなら、必然的に家の中にいるのだろう。ビルの見た目に反して部屋数がやたら多く、探すのにも辟易するが使用しているのは2/3程度。その中でもワンフロア丸々ぶち抜いた地下2階が殊更お気に入りの為、十中八九そこにいると見ていいだろう。
 地下の薄暗い階段を降りていくにつれて、鋭い音が聞こえてくる。空気を切り裂く音だ。


「ん?今何かした?」
「何、気にするなマスター。蝿を払ったまでよ」
「………結構大きなやつ?」
「…呵々々々!」

マスターの服に、用途は知らないが妙な機械(発信機or盗聴器)がついているのに気が付いて「虫」として潰す。その後マスターに「ばっちい」と言われて手を洗うまで数メートル離される。ちなみに返り血を全身に浴びて帰ってきても特に言われないけど虫は駄目
子どもは好きなので基本的にコナンくんへの当たりは厳しくはないが、飴という程甘くはない。マスターとの相対的に比較的善人の印象があるが、中立・悪の上に結果的に結構殺してきた人間なので決して簡単な善悪に収まる人格ではない
殺人事件や通り魔的犯行に出くわしてマスターが人質に取られようものなら一旦は要求に応えるが、もし自分の背にマスターがいて突っ込んで来るなら殺る可能性もある。ただしその場合マスターが身体を張って「(流石に人前で殺しは)やめて!」と止める

ずっといるのか?→中学校辺りで再会する。実は先生は乳幼児期の頃からマスターの所在に気付いてこっそり見守っていた。ぅゎ圏境っょぃ


マジカル八極拳先生
主従でありながら師弟で結ばれた愉快な関係を心底楽しんでいる自称ジジイ。マスターが望むなら拳を振るうが、しょっちゅう不審者を相手にするとは最初は思っていなかった
結果的に両親を殺すことになったが、反省はしつつも後悔はしていない

マスター
通称「さっちゃん」
記憶が曖昧だった幼少期は、先生のことを妖精だと思って絵に描いたりしていたが、大きくなるにつれて作為性を感じて「人間じゃね?」と気付いた。虐待されてきた両親の暴力に耐えかねて咄嗟に誰かを呼んだ瞬間に、両親が血を噴き出して死んだので大方の記憶を思い出した
身内で唯一味方だったおじいちゃんには死んだばあちゃんの生き写しとして非常に可愛がられて、遺産のビル(を模した古い魔術工房)を贈られている


青エクなら、さっちゃんが授業で頭に思い浮かんだまま詠唱して召喚したら先生が来ちゃう。あまりの異例さに大騒ぎになるが、基本的に1度還すと2度と来れるか分からない不安定さから先生は召喚しっぱなし。そのくせ召喚陣を破壊しても還らない、自殺するか魔力供給でも回復不能な霊核を破壊しないか、マスターが死なない限りは存在し続ける。圏境などかなりチート級の能力持ち
基本的に霊体化してさっちゃんの傍にい続けるが、塾内なら隣に張り付いている。たまに外出する時は選んでもらった服に着替えて普通に出掛ける
さっちゃんは、手騎士は完全に予想外で無難に詠唱や医療系の後方支援特化。先生と人生楽しみながら周りに振り回されていく


青年アサシンと老人ランサーに挟まれて右往左往するマスター。絆MAXのアサシン先生の前で同一人物なのでやや共有してる老先生がちっこいマスターを愛でたら最終的に己の戦い()になる





















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