妄想日記



消毒液の匂い 2019/10/09
重傷を負って数ヶ月目を覚まさなかったわたしの看病をしていたのは彼だったらしいのだけれど、最初の方は「自分があの女を心配している」って事実を認めたくなくて病室になんて全然来ていなかったみたい。素直じゃないなあ。
目が覚めた時に隣に居たのは彼だったし、どれくらい眠っていたのか自分では分かっていなかったわたしは「寝過ぎたかも」って言ったんだけど、彼はわたしの言葉を無視して本を読み続けて、2ページくらい読み進めた所で「これだから堕落した奴は嫌いなんだ、私の手を煩わせるな」って言って来た。素直にまた話せて良かったって言えば良いのに。やっぱり馬鹿だね。

/千年血戦篇


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