shopping




私たちはそれから出かける準備をし、
一つとなり街の大型のショッピングモールに着いた。
サッチさんの服はコックさんの恰好で目立つ為
元カレのジャージを着てもらった。

それでも、背の高さや髪型のせいで目立ってしまい、
行く人のほとんどがサッチさんを二度見していた。



「まずは、その服ですよね〜。
サッチさん大きいから……」


私たちが最初に目指したのはHtoM。
ここは海外からのお店だからサッチさんにも合うサイズがあると思ったから。





「これなんかどうかなー?」


と私に見せてきたのは襟のついた白ベースに黄色のアロハっぽい柄のシャツに
白の七分丈ぐらいのパンツ。



凄くおしゃれだけど、なんか……
「着てきた服と似てますね。」


サッチさんは少し恥ずかしそうに首の後ろを掻いた。

「なんつーか、気が付いたらいつもこの色なんだよな〜。
やっぱ変かな??」


と言いながら今見せてきた服を棚に戻そうとするので


「そんなことないですよ?
サッチさんによく似合っている色だと思います。」


一瞬サッチさんが目をぱちくりとさせて


「そっか!そっか!ナマエちゃんがそう言ってくれんなら
これにするわ!」
と嬉しそうに笑った。


それから下着、靴、箸を買いに行った。
意外なことに、向うの世界にも箸を使う国があるらしく
使ったことがあるようだった。




一応必要最低限のものは揃ったので帰路に着いた。

冷蔵庫の中身が底を突きそうだったので、
最寄駅から家の間にあるスーパーマーケットによることにした。


サッチさんはスーパーマーケットが分からないようで
不思議な顔をした。





(すーぱーまぁけっと??)



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