紅い飛行艇乗りの物語

むかしばなしW


横顔に見惚れて








「ジュニア、何を見ているんだ?」

「ん、んー…」

「ジュニア?」

「無駄だぜ、フェラーリン。今のそいつに何を言っても聞こえちゃいねぇよ。」

「何?」

「一種の病気みてぇなもんさ。何か急用か?」

「…いや。」

「ならしばらく放っとけ。その内、元に戻る。…おい、ジュニア。俺達は先行ってるからな。」

「、おー…」





「……なぁ、マルコ。」

「何だ?」

「ジュニアの病気って何だ?」

「あ?あぁ、アレか…」

「悪いのか?」

「くくっ…重症かもなぁ?」





「何てったって、空に恋してんだからよ。」





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小さく胸が痛んだ


そんなむかしばなし


fin.

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嘘つき、ロンリー。