▽悪男SS▽三途と下っ端


※α三途×β下っ端。
※原作軸未来(梵天)。





事務所の扉を開けてすぐ、目の前に現れた土下座する男の姿に驚き、一瞬鶴蝶の足が止まった。

が、すぐに相手が玄兎だと気付いて溜め息一つ吐くと、それを避けるようにして中へと入る。


その様子に舌打ちしたのは既に中にいた九井だ。


「玄兎、オマエいい加減にしろよ。邪魔だぞ、そこ。」

「…オマエが来た時からこうなのか?」

「あぁ、ずっとな。」


何でもボスに直訴したいことがあるらしい、と続けた九井に「あぁ…」と鶴蝶。


「それで、今度は三途に何取られたって?」

「マウント。」

「は?」


意味が解らず眉を顰める鶴蝶に、九井はうんざりした様子で自分の首を指し示した。

それにつられるように玄兎に視線を戻せば、その首筋にがっつり歯形が。


とりあえず鶴蝶は見なかったことにした。

そして九井は溜め息を吐いた。


「というか、今日ボスはここには来ねーぞ?」

「!?ちょっ、それ早く教えて下さいよ!!」




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…この後、しばらく話を続けてみましたが、残念ながら三途が登場しませんでした。



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嘘つき、ロンリー。