▽悪男SS▽相馬と構成員


※RK構成員でイカサマ師。
※東城会時代からの相馬の使いっ走り。





相馬さんと不運にも知り合ってしまったのは数年前のこと。

当時の俺は東城会の縄張りでその目を掻い潜っては仲間達と一緒に色々と馬鹿を繰り返していたが、若気の至りとはいえそれなりに上手くやっているつもりだった。


それが一体どこでどうやってバレたのか、もしかしたら仲間の誰かに売られたのかもしれない。

気付けば俺は相馬さんの前に一人、後ろ手に縛られた状態で転がされていた。


『見逃してやってもいい。』


そして一通り暴行を加えた後、相馬さんはそう言った。


『あ…?』

『これまで全て俺の指示で動いていた、ということにしておけば組長もまぁ納得するだろ。』


散々痛めつけておいて今更何を言い出すのかと思ったものの、意識が飛びそうになる度に叩き起こされ、諸々限界に近かった俺には最早反発する気力も残っていなかった。

そんな俺の体を跨きながら、覗き込むように身を屈めて笑う声がやけに遠く感じたのを覚えている。



『今後、お前は俺の手駒だ。』



あの時の俺に「頷く」以外の選択肢は与えられていなかった。


そして、それは今も同じこと。




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この後、夢主は相馬の「正体」を聞かされて強制的に道連れ√の予定でした。


「え…それって、阿久津さんも知ってんすか?」

「いいや?」

「じゃあ何でそれ、俺なんかに聞かせたんです?」

「さぁ、何でだろうなぁ?」

「…………」

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嘘つき、ロンリー。