▽SS▽日向と他校のバレー部員
※イメージは黒バスの紫で。
「な、何食べたら、そんなデカくなれるんでふか!?」
あ、噛んだ。
とツッコむにはあまりにもその目がキラキラしすぎてて止めた。
珍しく空気を読んだよ、俺。
誰か褒めて。
というかこの子、自分が噛んだことに気付いていないみたいなんだけど。
どんだけ?
「あー…えーっと…?」
ここはバレーの試合会場、のトイレ前。
ぶつかりそうになって、お互いに謝り合った次の瞬間にこれだ。
真っ直ぐに俺を見上げる目が眩しすぎてちょい辛い。
この子の保護者はどこよ?
というかさっきから『この子』って言ってるけど、万が一、年上だったらどうしよう?
俺、これでもピカピカの一年生。
年上の可能性は3分の2…ってちょいヤバくね?
「えーっと…す、好き嫌いしない、とかじゃないですかね…?」
当たり障りなく敬語でそう答えれば「本当!?」と詰め寄られて、本当焦った。
嘘です。ごめんなさい。
だって「遺伝です」とは言いづらかったんだ。仕方ないだろ。
誰か助けて。
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この気持ちに名前を付けるとしたら、(罪悪感)
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嘘つき、ロンリー。