陸拾壱:刀剣男士達の各々の呼び名は?
    またその逆は?


『ああ、呼び名ね。何人かは渾名つけてんだ、俺』

燭「そうだね。呼び捨てが多いけど、クニくんとかは渾名だし」

薬「逆に俺たちからは"主"か"大将"だよな。"様"とか"さん"とか付ける奴もいるが、基本的に大将を審神者名で呼ぶことは無い」

『そうだね。クニくらいかな、時々"瑪瑙"って呼ぶの』

燭「えっ!?そうだったのクニくん!?」

山姥「っ、余計なことを…」

『だって事実だし?』

薬「驚いたな。一番付き合い長いからなんだろうが…。いつ審神者名で呼ぶんだ?」

山姥「…………」

『ふふ、クニが俺に怒るときが多いかな。俺が本当にヤバくなった時のストッパー』

燭「あ、成る程ね」

山姥「(それだけではないがな…)」

『他の呼び名はここじゃ書ききれないな。確か"住人紹介"って頁があったよね、そこに書こう』





陸拾弐:背の順で瑪瑙さんは大体どのくらい?
    特別部隊のメンバーで身長の高い順番は?


『刀剣たちと並ぶと…、鶴丸が同じくらいだったかな。蜂須賀より高くて長谷部より低い』

燭「特別部隊だと翡翠くんの方が高いよね?」

『そうそう。翡翠が181cmで、俺が177cm。4cmも差があるんだよねぇ』

薬「次に背が高いのは瑠璃だったな?で、クロが一番小さかった筈だ」

『瑠璃は160cmくらいあると思う。クロちゃんは更に10cmくらい小さく見えるけど…、二人とも何cmかはわからないな』





陸拾参:タグで、偉い人に近侍折れって言われたら
    どうする…という質問にクロちゃんが
    答えていたのですが、瑪瑙さんなら
    どうされますか?


『近侍折れ、か…。クロちゃんは何て答えてたっけ?』

薬「為す術が無かったら全員折ると書いてあったな」

『そっか。ふふ、クロちゃんらしいね。俺もやれることが無かったら全員折るかな。でも万全な状態の時にそんな命令が下ったら、部隊とか関係なく全員引き連れて政府潰すね』

燭「うわ、やりそう…」

『やるよ。俺、別に政府の為に審神者やってるわけじゃないしね。…やっと手に入れたのに誰が折るかよ』

燭「主?今、何か言った?」

『いいや、何でもないよ』

山姥「…………」





陸拾肆:政府の実験失敗でゲートの誤作動が起こり、
    山姥切様だけ戦場に取り残されました。
    何とか自力で帰還した山姥切様は重傷に…
    という事態が起こったら、瑪瑙様や
    他の刀剣様方はどうされますか?
    山姥切様大好きです。
    質問上でも重傷にして申し訳ありません。


『な…、なんて丁寧な…』

薬「謝罪文までついてくるとは珍しい質問だな。しかもクニの旦那に愛の告白まで」

山姥「あ、愛の告白とか言うなっ!」

『ふふ、まぁこの質問もさっきのと同じく政府を潰しに行くかな』

燭「ねぇ、主の言う"潰す"ってどういうことするの?殺すってこと?」

『ん?いやいや、そんなことしないって。ま、殺したって良いけど』

薬「良いのかよ大将…」

『でもそれじゃお前たちの綺麗な刃が政府の血で汚れちゃうし、それは嫌だ』

燭「じゃあ…」

『何でもやりようはあるよ。偉い奴を人質にとったり関節外したり逆折りしたり爪剥いだり…。ああ、バーコードのおっさんは一分毎に一本ずつ髪の毛抜いてくとか』

燭「ちょっと!物騒なこと考えてると思ったら最後の凄い嫌がらせだよね!?」

薬「ははっ、育毛剤使って大事に育ててる芽を摘むのか」

『だって俺にとって大事なクニを政府のせいで傷つけられるってことだろ?散髪で済まされるなら軽いでしょ?命には関わらないんだしさ』

山姥「俺は髪と同等なのか」

『まさか!例えだよ例え!俺、もしクニが折れたとしたら二度と山姥切国広は喚ばないから』

山姥「!」

『唯一無二の存在だからね。折れてくれるなよ?』

山姥「…わかった」





陸拾伍:もしも山姥切様が政府の実験で
    女体化したらどうされますか?


山姥「また俺か!?」

『クニ、お前政府に喧嘩売ったことでもあんの?』

山姥「あるわけ無いだろう!!」

『まぁいいや。女体化ね。クロちゃんとこは一度全員が女体化したんだよね、クロちゃんも男になって。でもあの子のとこに山姥切国広はいなかったから、クニが女体化したらどんな姿になるのか想像がつかないな』

薬「金の髪に青の瞳だし、きっと凄い別嬪さんだろうぜ」

『だよなぁ、絶対綺麗だ』

山姥「っっ、綺麗とか言うなッ!!」

『はは!悪い悪い。で、どうするかだっけ?まぁ政府は潰すとして、クニを男に戻す方法を考えるよね普通』

燭「だね。翡翠くんに頼んだりとか?」

『うん、クロちゃんたちの呪いは翡翠に解いてもらえたし』

薬「もし翡翠にも解けなくてずっと女人のままだったらどうするんだ?」

『そうだなぁ…。それってつまり、体力とか腕力とかも女並みに低くなるってことだよね?戦えるならそのレベルに合わせた合戦場に出てもらうけど、もしそれもできなかったら…』

山姥「…………」

『近侍に固定して俺の傍にずっといてもらおうかな』

山姥「は…っ?」

『書類とかはできるだろ?』

山姥「あ、ああ…(なんだ、そういう意味か…)」

『できることをしてほしいって思うし、俺クニが女になっても手放す気は無いしさ』

山姥「…そうか」

『あ、何なら嫁にしてやろうか』

山姥「はっ!?よめ!?」

『男に嫁ぐなんて考えたこと無かったろ?俺も結婚なんて考えたこと無かったしクニがその気になるなら貰ってやるぞ?』

山姥「何言ってるんだ瑪瑙ッ!!」

薬「お、審神者名呼びが出た」

『あはは!冗談冗談!本当にそのときはちゃんと元に戻る方法を探してやるから安心しろって』

山姥「っ、まったく…」


 

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