伍拾陸:瑪瑙さんのいい所と困った所を
いくつでもお願いします!
薬「大将のいい所!ほい、クニの旦那!」
山姥「飯が旨い」
『お前ほんとそればっかりだな〜』
燭「主の困った所!はい、クニくん」
山姥「やんちゃが出る」
『ちょっと待て、一個前も同じ回答だったよね?』
山姥「そこが一番印象強いんだ。嫌なら直せ」
『うぁ〜…』
燭「ということは、次の回答も…」
『次の?』
伍拾漆:主さんに一番直してほしいのは?
燭「ほら。コレもそうじゃない?」
山姥「そうだな。やんちゃを直せ。無理でもせめて自分で抑えられるようにしろ」
『う…。はぁい、努力しまーす』
伍拾捌:いつも本丸ではどう過ごしてるの?
『鍛練したり戦績纏めたりか?』
薬「細かいことまで言うならもっとあるだろ?部隊編成に当番表作成…。よく馬当番も手伝ってるし、暇さえあれば厨に立って飯とか甘味を作ってる。夜は必ず次郎太刀と日本号と一緒に晩酌してるな」
『風呂上がりの酒って旨いよね!』
薬「確かにそれは同意だ」
燭「こらこら二人とも、あんまり飲み過ぎないようにね?」
『はいはい。あとはよく短刀たちと遊んでるな。この間はてるてる坊主作ったし、本丸広いから鬼ごっことかかくれんぼも楽しいんだよね』
山姥「あれは遊びという名の勝負だろう?」
『ん?』
山姥「鬼のあんたに捕まらなければ菓子が貰えると今剣が言っていた」
燭「主、お菓子で釣ってたの?」
『いやいや、俺が持ちかけたんじゃないよ?毎回同じルールで遊ぶのはつまらないって言うからさ、それなら何か欲しいものはあるかって聞いたらお菓子だったってだけ』
薬「どうりで天気良くてあいつらが遊び疲れてる時に限ってケーキやらプリンアラモードやらが出てくるわけだ。大将、手加減して負けてんだろ?」
『あはは!本気出して捕まえたりもするけど、一回戦だけじゃないからね。結果的には五分五分。勝ち負けなんて無いよ』
燭「まったく、主は甘いんだから」
伍拾玖:普段、仕事してる瑪瑙は
どんな感じですか?
燭「意外と真面目だよね」
『ちょっと光忠、"意外と"って何?』
燭「だって何度も言うけど過去にやんちゃしてたとは思えないんだよね」
薬「だな。静かに机に向かうなんて柄じゃねぇだろ、大将は」
『まぁねぇ…。俺もそれは不思議なんだよなぁ。勉強大嫌いな筈なのに…』
山姥「だが、戦績つけてるあんたは楽しそうだよな」
『そりゃあだって、お前らが強くなるの見る度に嬉しくなるもんだろ?』
「「「!!」」」
『最初の頃なんて俺一人に数人掛かりで向かってきても全員返り討ちだったのに』
「「「う…っ!」」」
『はは!(ほんと、強くなったよなぁ…)』
陸拾:本丸で一番お酒に強いのは?
『俺かな?』
山姥「そうだな」
燭「主だね」
薬「大将はザル以上だよな。日本号たちみたく酔いが顔に出ねぇ。ワクだ、ワク」
『いやぁ、だって酒のアルコール感がなくてさ』
燭「…主の飲むお酒って結構アルコール度数強いと思うんだけど?」
山姥「あんたの一番好きな酒は?」
『何でもいけるけど…。一番飲むのはウォッカ、テキーラ、ウイスキーかな。あ、日本酒は水みたいに飲めるよ!飲みたくなってきたなぁ』
燭「主!お酒は夜までダメだからね!」
『わかってるって、日本号たちみたいなことしないよ。ウイスキーボンボンでも食べて我慢する』
薬「それ我慢できてるのか?」
山姥「…菓子なだけまだマシだと思っておけ」