妙な夢


【妙な夢】:LC乙女
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「昨日、変な夢を見たの」
「大方勉学が捗らなぬなどで魘されたのだろう?」
「違う。それは変な夢じゃなくて、嫌な夢」
「どう違うというのだね」
「『アスミタを頼むぞ』ってお願いされちゃった。誰かは分からないけど、なんか…神々しいというか、とにかく神秘的な声だったのは覚えてる」
「……………」
「あと、放って置くと意外と拗ねるから適度に構うようにって助言(?)されちゃった」
「……………」
「なんだかアスミタのことをずっと見守ってるみたいな感じだったから、御両親かなとも思ったんだけど…どうもしっくりこないんだよね。もっとこう………敬いたくなるような感じかな?」
「……………」
「だから返事ついでについお辞儀しちゃった」
「…………それは、奇妙な夢だな」
「でしょ?」
「それで君は何と答えたのだね?」
「秘密♪」
「もったいぶらずに答えたまえ」
「答えなくても分かってるくせに」
「どうだかな。君に関することはどうも理解しかねる」
「またまた。そうやって私に言わせようとする。まあいいや。教えてあげる」





任せてください!


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