「えっと、だから…お前は、すと…なんとかっつー変な能力持ってる人間で、自分の名前とかも全部忘れてて、って名前まで憶えてないのか!?」
「それ3回目…」
「あー!もー!わけわかんねぇ!」
髪をぐしゃりと乱して頭を抱える茶色。どこからか、ため息が聞こえた。
王様の説明はした。クランやクランズマンの説明もした。黒色はちゃんと理解してたけど、茶色は頭の容量が足りないらしい。
とりあえずバーから帰宅し、家へ帰ってきた。家に着くやいなや、話を理解出来ていなかった茶色は、オレに滅明を求めて詰め寄ってきた。
「美咲は単細胞馬鹿だからな…ちゃんと理解するまでに5年はかかるんじゃないか?」
「んだと!?」
「う、んー?…5年かければいいのか?」
「5年もいらねぇよ!」
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