ネタ
カッキョウインin四部


「何故! 頼ってくれないんだ承太郎!」
ぴょーんぴょーんと花京院が承太郎にアピールするように跳ねる度、ランドセルがその背でバウンドする。
「僕のエメラルド・スプラッシュに任せておけ!」
「不安しかないんだが」


「ねずみとりのテンメイとは僕の事さ!」
「呼ばれてないだろ」
「はい」


「こうみえても中身は君達より年上だからね。頼りにしてくれていいんだよ、仗助くん!」
仗助(ああ…既視感があると思ったら、子供が大人の真似したがるやつ…)




・早人君のおうちでテレビゲーム

「この機種は触ったことがないな……」

彼――花京院は、ゲームの機体とコントローラーを物珍しそうに交互に見て、そう言った。早人の視線に気付いてか、彼は小さく笑う。

「好きなんだ、テレビゲーム」

コントローラーを握った途端、彼の目の色が変わる。いつもの柔和な笑みは鳴りを潜め、そこにあるのは真剣さだけだ。早人は彼の気迫に圧され、ごくりと喉をならせた。
――巧い。
初めて操作したとは思えない。驚く早人だったが、彼は自身の技巧に満足していないようで、難しい顔をしていた。

「十字キーとは勝手が違うね」

画面を注視していた早人が、気付くことはなかった。彼の握るコントローラー、そのボタンが時折、触れずとも動くのに。










幼女とカッキョウインこらぼ

・大きいカッキョウインと一緒

唐突に第三部にタイムスリップする幼女と露伴先生。承太郎御一行と遭遇。
「新手のスタンド使いか!」
誤解を解き、途中まで同行することに。

カッキョウインが幼女を膝の上に乗せて、幼女はダンシングフラワーを抱いて。二人で一緒に揺れながらのりのりで歌うのを見て、笑うのを堪えぷるぷるしている承太郎と、それをスケッチする露伴先生。
カッキョウインが容赦なく幼女の旋律にハモっていく・妙に上手くて承太郎の腹筋はかわいそうなことになる。


・小さいカッキョウインと一緒

お互いがお互いに、(精神的には自分の方が年上だから)とかなんとか思っている。相手が転生者であることに気づいていない模様。
なお、傍目から見れば同レベルの少年幼女である。





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