賢者の石編 24話
「ハグリッド、どこで手に入れたの?凄く高かっただろう」
ロンはそう言い火の傍に屈みこむ。
そこには大きな黒い卵があった。
「賭けに勝ったんだ。昨日の晩、村まで行ってちょっと酒を飲んで…知らない奴とトランプをしてな。」
「だけどもし卵が孵ったらどうするつもりなの?」
ハーマイオニーは訊ねるとハグリッドは枕の下から大きな本を取り出した。
「図書館から借りたんだ。」
そういって取り出した本は「趣味と実益を兼ねたドラゴンの育て方」という本だった。
「もちろん、ちと古いが何でも書いてあるぞ。母竜が息を吹きかける様に卵は火の中に置け。それから孵った時はブランデーと鶏の血を混ぜて30分おきにバケツいっぱい飲ませろとか。」
ハグリッドは本を読みながら皆にそう聞かせていた。
レンもロンの側に行き卵を良く見る。
「ハグリッド。これ、多分ノルウェー・リッジバックの卵よ?孵ったら直ぐに大きくなるし、この家は木の家だわ。…そもそもノルウェー・リッジバックの牙には「そうじゃろ!?俺もそうだと思ったんだ!」」
レンがそうハグリッドに言うのを遮り、自分も本を見てノルウェー・リッジバックの卵と思っていた!レンがそう言うならコイツはそれに違いない!と大喜びして見せた。
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