賢者の石編 10話
寮に戻ると、流石に戻ってきている生徒は少ないようで、人気があまりなかった。
そのまま部屋に戻り、手紙をしまうと談話室に戻った。
「「やぁ姫君、おはよう。こんな所で何をしているんだい?」」
そう声を掛けてきたのは、お馴染みのフレッドとジョージだった。
姫君という言葉にレンは眉間に皺を寄せてしまった。
「その、姫君って呼び方あまり好きではないんだけど…」
「そんな細かい事は気にしなくて良いさ」
「そうそう、気にしないで良い。」
レンを両脇に挟むように立ち、ニコニコと笑みを浮かべながら肩を組む彼ら。
そんな彼らにレンも不思議と笑みがこぼれた。
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