賢者の石編 1話
プリベット通りの4番地…
そこには一人の少女が住んでいる。
いつも微笑みを絶やさないその少女は両親に似て整った容姿をしているそうだ。
深夜、少女の部屋はまだ明かりが灯っていた。
「Dear Harry Potter.…」
羽根ペンを緑のインクにつけて丁寧に文字を書いてく
毎年差出人が書かれる事がないそのカードはいつも彼女の"幸せになってほしい"と言う願いが込もっていた。
彼女にはハリーの幸せを望むのは許されぬ事かもしれない。だが、願わずにはいられないのだ。
「きっとこれを読み終わる頃には、この手紙の事すら覚えていないだろうけど…」
読み終わるとカードは消え、カードを貰ったという事さえも記憶に残らない特殊な魔法がかかっているのだった。
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